きっと空へいく

Civil Aviation College

68回生1期 卒業🌸

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皆様、大変ご無沙汰しております。68回生1期です!

気づいたら、卒業を控えておりました。(笑)

ここで、振り返りしたいと思います。(今更)

2023年10月、私たちは約半年の待機期間を経て宮崎に舞い戻りました!

フライト学生さんとして凱旋のはずが、私たちの時は73さんと74さんしかおらず、まさかの座学生代わりの風呂掃除スタートでした(笑)

入寮直後、ちょうど学校の空の日イベントにも参加しました!その後決起集会を行いました。私たちは入寮直後に同期で集まって決起会をやっております!なんか少し若い…

宮崎課程では3つの壁がありまして、

①宮崎でソロに出ること

②2生地ソロ、540km航法を達成すること

③Final Checkに合格すること

があります。

基本的なことは帯広課程と同じですが、着陸技法、九州各空港に行くNavigation、厳しくなった許容誤差など、プロのライセンスを受けるのにハイレベルな能力が求められます。

帯広のSR22より少しだけ高性能な装備品を持つSR22でまた戦いが始まります。

座学時代に過ごしていた宮崎の街並み、青島・鵜戸神宮など観光地を上空から眺めることができたのはとても懐かしく感じました。

去年の11、12月はほんっとーーーーーに天気が良くキャンセルの概念がありませんでした。😭

がむしゃらに飛び続けた結果、ほとんどの人が年内に①を達成しました!

年が明け2024年、ナビゲーション訓練が始まりました。鹿児島、長崎、大分、種子島、佐賀、熊本を中心に各地へ飛び回っておりました。

状況に応じては雲上飛行したり様々な判断が求められ、多くの人がここで苦労したかと思います。

それでも、上空から見た景色はとても美しく、思わず撮影している日々でした。(前席の大変さを横目に、、笑)

鹿児島空港でターミナル散策 この時期は毎日のミーティングで各班の鹿児島土産を食べてました笑

雲が低くてもタッチアンドゴーはできます。キャンセルやーーーって起きたらめっちゃ晴れてるとかね、、😇

政府専用機が宮崎空港にいらっしゃった日! SR22とB777-300では圧倒的サイズ感っ!!って感じでした

初めて運用課の屋上に上がらせてもらってB777のタッチアンドゴーを見てました笑


航大エプロンの反対側に旅客ターミナルがあって、航大側から旅客機を見られるのは宮崎課程ならではですね

宮崎でももちろんNight訓練あります。航大の公式Instagramでも写真上がってましたね。

Night訓練の次の日も普通にDay訓練があるので準備する時間がああああって感じですね。ただ、夜景は最高に綺麗です✨ 日没と同時にブロックアウトしてしばらくすると真っ暗になります。🌕 

宮崎のイベントといえばまずは2生地ソロNavigationです。ほとんどの学生は宮崎空港→長崎空港→鹿児島空港→宮崎空港の流れで単独で2空港に行って帰ってきます。山を越えると航大のカンパニー無線は入らなくなるので全てのやり取りは管制機関です。認識した全てのシチュエーションに対して機長としての判断が求められますし、旅客機や他の訓練機に迷惑をかけないようにしつつ、Soloに出られた喜びを噛み締めます。基本的に1人で3時間も飛んでしかも頼る人がいない環境は初めてなので、緊張とワクワクでみんないろんな感情になって帰ってきます笑

↑航大生だった人なら絶対わかる橋ですよね?!黒○○○

車で彼女とこの橋を渡った同期もいました笑

ソロのみきわめが終わると540km航法が始まりました。

今まで学んだ知識や技術を活かして未知の空港に行こうという軽い言葉でいえば遠足みたいなイベントです。ただし、馴染みのない空港なのでめちゃくちゃ準備が必要です。候補地としては、九州地方だと五島福江、屋久島など。中国四国地方だと高知、松山、高松、広島、岡山から航続距離と時間を見ながら2空港選択します。

これは松山空港Rwy32ですね。場周経路をうまく飛べなくてHigh Pathになってます笑

毎日夜のMTGでお土産が集まり、お菓子大会でした!🍪🍘🍰

ソロの条件が厳しく、なかなか行けない日もありましたが、4月には②を達成しました!🎊

そしてあっという間に宮崎の最終審査です、、

同期が最終審査に合格するたびに「○○プロ爆誕🎉」のライン通知が相次ぎました。

そして、5月末には無事全員③達成、プロ爆誕となりました!㊗️

宮崎での90時間は長いようであっという間でした。ここに戻りたいと思う人はほとんどいないでしょう。しかし、とても充実した8ヶ月間でした!

次は仙台課程&卒業編です。✋

宮崎で初めての「第1種航空身体検査」を受けてすぐに仙台課程が始まります

宮崎全員修了して1週間もなく全員仙台に来ました。

仙台課程は新しい機体のプロシージャ、新しい空港研究、計器飛行方式、就活などがあり、終わりの見えない忙しさでしたが同期と協力して取り組み振り返ればあっという間でした。

入寮直後恒例の決起会です。

こちらは入寮して74さんが開いてくださったBBQです。🍖教官方も来てくださり、とてもアットホームでした。

7月にはOB会があり、仙台ビール園に連れて行って頂きました。🍺ありがとうございます。

仙台課程ではエアライン運航を想定したツーマンオペレーションを行います。最初はチェックリスト、ATCなどのやり取りにどぎまぎすることがありましたが、徐々に慣れることができました。

多発課程は20時間弱であっという間に審査を迎え、8月後半から計器課程を迎えました。

計器課程では今まで入ることができなかった雲に入ることができるようになりました。また、10,000ft以上の世界も体感できるようになりました。

雲の上の景色はエアラインそのものです。美しい。🌌

計器課程では山形、福島、新潟、花巻、庄内、秋田空港のナビゲーション訓練を行いました。

また、一日航法では帯広空港に行き、凱旋していました。帯広の学生が訓練しているところにILSで入っていくのはちょっと優越感ありましたね笑 Make Circleして待たせてごめんね🙇

帯広の寮食です。懐かしいですね。

CACエプロンが拡張工事中のためBエプロンに駐機しています。帯広時代に間違えてここに入りかけた同期がいるとかいないとか、、、

計器課程も30時間飛行したらあっという間に審査でした。

キャンセルもほとんどなく、毎日飛んでおりました、、😭

その結果、卒業式の約1ヶ月前には無事全員が審査を終え、約2週間ほど訓練のない平和な空が訪れておりました。🕊️

就活も多くの人が終え、残ってる人に対しても同期全員で協力してサポートを行っております!

仙台課程はとても忙しく大変でしたが、とても充実したものでした。

入学してから3年4ヶ月、ハチイチはついに卒業します。

全ての決め事をじゃんけん、割り箸くじに捧げていたあの毎日がなくなるのは少し寂しいです😢

振り返ると長いようであっという間でした。しかしその分とても充実していました。

先輩がよく言う、「充実はしてたがもう一度やりたくはない」は首がもげそうなほど頷けます。笑

ここまで大変な環境を良かったと振り返るのも同期のおかげだと思います、感謝。

「卒業してもONE TEAM!」をスローガンにこれからも精進していきたいと思います。

いつか、また空でお会いしましょう👋

68-Ⅰ 一同

Written by 学生

12月 22nd, 2024 at 6:09 pm

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