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[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜仙台編〜
みなさんこんにちは‼︎
立つ時に「よっこいしょういち」って言ってしまうくらい老いを感じる、68-Ⅲの阿部学生です。
入学してから4回目の誕生日を迎えた人が出始めているので、当たり前でしょうか?アラサーが見えてきました…
というのは置いておいて、お待たせいたしました‼︎
宮崎、帯広と開催してきた学校探検ツアーの最終章です。今までのはこちらをご覧ください。
(ひじょ〜に長いので時間がある時にでも)
[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜宮崎編〜 その1 at きっと空へいく
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 航空大学校探検ツアー 〜帯広編〜 その1 at きっと空へいく
さっそく航空大学校仙台分校を探検していきましょう‼︎
もう少しで68-Ⅳの方々も宮崎でプロパイロットになって入校ですね。入校した時に迷子にならないように、きっちりと校内を予習してくださいね。
門の前にやってきました。ここへは仙台空港から2km、JR東北本線の館腰駅から4km歩いてきましたかね…?
みなさんがいま立っているのが、航空大学校用の入口です。


航空大学校用って⁈
というのも航空大学校がある敷地内には、JAMCO・航空保安大学校岩沼研修センター・海上保安庁第二管区海上保安本部仙台航空基地・電子航法研究所岩沼分室・小型機用エプロン・燃料給油のパシフィック等があり、それぞれの施設に面した門が複数あります。
ここがまず入校した時に迷うポイント、要注意です‼︎
買い物帰りに車でボーっと走っていたら通り過ぎちゃってUターンなんて恥ずかしいですよ…
しかも航空大学校の門は22時から6時前まで閉まっているので、仙台空港から夜にのんびり歩いて帰ってくると門が閉まっていて、余計に1km弱歩くハメになったり…
航空大学校と言えばここという感じなので、私たちもここで集合写真を撮りました。

航空大学校の門分からないよ〜っていう方は写真に写っている、赤いレーダーを目標にしてくると分かりやすいですよ。
敷地に入る前にずいぶん長く語ってしまいました…
ここで「次回へ続く」となるところでした…
では校内へ入っていきましょう‼︎

入ると左にも建物がありますが、ここは航空保安大学校のテリトリーです。迂闊に入るとレーダーで捕捉されます。(な訳ないです…)
航大は基本的に門より右側となっております。

目の前にある細長い建物が、本庁舎です。教官室や授業を受ける教室、シミュレータ室(FTDルーム)などがあり、毎日と言っていいほど通う建物です。
おっと、今は某航空会社の面接が行われているようです… 邪魔してはいけないので、庁舎内は後ほど入ってみましょう。
手前を右に曲がって、本庁舎と赤いレーダーの間の道を進んでいくと、ものすごく広い敷地が見えてきました。


一部は学生の駐車場となっていますが、あと数週間後には私たち8-Ⅲ主催で〇〇○○畑になるらしいですよ‼︎まだ情報解禁前ですが、読者のみなさまにはヒントを‼︎ 春我部が舞台の某アニメのキャラクターです。
どうやら3000苗作るとか…



どんどん進んでいくと、また建物が見えてきました。
ここが我々の住処である学生寮です。2階建てで、2回期が2人1部屋で住んでいます。帯広の学生寮には敵いませんが、宮崎よりは綺麗だと思います。(あくまで個人の感想です)
では入っていきましょう‼︎


あっ、危ない‼︎ 入ってすぐに段差があります。入寮半月で、何度コケかけたことか… 気をつけてください‼︎ 決して、私がドン臭いからではありません‼︎ 全てこの段差が悪いのです‼︎

左には洗濯室や炊事場兼洗面所があります。



航大の学生寮あるあるですが、電気代節約のため廊下を減灯をしており、廊下はいつも薄暗いです。

少しでも明るくするために、廊下を叫びながら走っている学生もいます。(ごく一部)
踊り場には、某教官が持ってこられた、熱帯魚がいます。みんな積極的に立候補して、生きもの係をやっています。

まっすぐ行くと先輩期の部屋、左には2階への階段が、右に行くとお風呂と食堂があります。
先に右に行ってみましょう。

両方窓なのですが、なぜか夜は真っ暗… 深夜に窓の外を見てはいけません。何かが見えてしまいます…

下を向いて歩いていくと… ありましたお風呂です。

2回期しかいないので小さめです。8人がやっとでしょうか?体育の後は大混雑です。
その隣には食堂ですね。

朝は6:30から、夜は18:45が最終です。朝は眠すぎて目を瞑ったまま食べている8-Ⅲも多いです…

ではおどり場に戻って、私たちの住んでいる2階に行ってみましょう‼︎



まぁなんということでしょう‼︎ 廊下に靴が散乱してます… 嵐の後でしょうか?

靴以外にもサーフボードやスケボーまで… 通れるのは1人がやっと…朝は時間がないのでフライトバッグを引っ張って駆け抜けます。バッグが靴に引っかかってさらに散乱します…
これを読んでいるハチサンよ、8-Ⅳがくる前に綺麗にしておくのだ‼︎
では部屋の中はどうなっているのでしょう? そぉ〜っと覗いてみましょう。(中の人は気づかれずに背後を奪うのが得意です)


バレちゃいましたね… では学生寮はこの辺にして、次へいってみましょう‼︎
学生寮の横には体育館があります。

仙台課程になっても週に1回は体育があって、フットサルとバスケとバレーボールをみっちり2時間やります。翌日は筋肉痛です…
ではそろそろ面接も終わったようですし、本庁舎へ行ってみましょう。

こちらが通用口で、学生は基本ここから出入りします。

入ると長い廊下がありまして、突き当たりが会議室で、基本的に授業はここで行います。
左に行くとシミュレータ室となっています。

宮崎や帯広のシミュレータよりも本格的で、まるでエアラインのようです。シミュレータ自体は動きませんが、エアコンをオンにすると実際に風が出たり本格的です。

2階は総務課や教官室があります。しかし、ただならぬオーラを感じるので、写真は無しで…
そんなことをしていると、外からブ〜ンと音がしてきました。そろそろ訓練の始まる時間のようです。

宮崎のように運管室があります。横のフェンスからは我らの訓練機、BE58バロンが見えますね‼︎ プロペラは2つありますが、SR22シーラスとそんなに大きさは変わりません。

1階はブリーフィングルーム、2階は運航管理の方がいらっしゃる部屋となっています。

そしてその上にはタワーもあります‼︎ 登ると景色は爽快で、あんな飛行機やこんな飛行機が見られます‼︎あまりにも丸見えなので、写真は航大機だけにしておきますね。
というのも、JAMCOで整備中の陸海空自衛隊機や、駐機場では個人所有の小型機、そして水産庁や国土地理院の機体まで様々な機体が駐機されています。お気に入りの写真が多すぎて、選びきれませんでした…
仙台はこじんまりとしているので、実はこれで全部の建物まわっちゃったんです‼︎
最後に格納庫でも覗いてみましょうか?

やっぱり航大生は飛行機と撮らなくちゃということで、ここでも集合写真を撮ってます‼︎

仙台分校ツアーはいかがだったでしょうか?
なんだかんだで今回もすごい分量になってしまいました… ここまで読んだあなたは明日にでも仙台分校で生きていけると思います‼︎
先日、列車の車窓からN182WTという飛行機が駐機されているのが見えました。

その数日後には航大の横のスポットにしばらく駐機されるというサプライズが‼︎
見たとおりプロペラが1つしかない、いわゆる単発機ですが、なんと19歳の少年がソロでアメリカを出発し、ヨーロッパやアフリカ、ドバイなどを経由して仙台の地にやってきたようです。途中では様々なトラブルに見舞われたりして、飛行しながらエンジンの再始動まで行ったようです‼︎
宮崎までは当たり前だったのですが、1つしかないエンジンが止まるともはや滑空して不時着しかできません。そんな飛行機で世界一周って本当にすごいと思います…
無事に整備も終わり釧路へ飛び立っていき、最終的には南極大陸に行くようです‼︎ 無事の成功を祈っています。
【8-Ⅲ🐝🐝🐝ゴールデンウィークの🐝】
自動販売機の数、、、2つの回期が生活する帯広寮では4台あるのに対し、3つの回期が生活する宮崎寮では1台しかないことに悲しみを感じる委員長です🔥
入寮して1週間後の大型連休でハチサン🐝は熊本県の阿蘇山へいきました⛰️
参加者は22名❗️なかなかの大所帯です
元々は68-2の先輩3名が登山&キャンプにハチサンを誘って始まった5〜6名の小旅行、、、
ハチサン🐝に声をかけたらあれよあれよと大人数集まりました🐝🐝🐝
初日は阿蘇山の麓のキャンプ場にてコテージで一泊🏕️
鮎の掴み取りに1人1匹挑戦🐟
航大生は体育の授業で慣れているので自然発生した掛け声に合わせて全員でストレッチ🙆

その後掴み取り開始🔫
30分ほどでなんとか大体捕獲🐟
捕まえられない最後の学生は周りに遅れること15分、やっと捕獲!

なかなか見つけられず、全員で肩組んで端っこからチェック、、、最後は池の水を全部抜いて探していただきました🥲

そして1人1匹下処理をしてバーベキューの準備完了🍖10キロ近い肉を食べながら語り合いました。



翌日早朝に登山愛好家たちに叩き起こされて登山道に到着⛰️雄大な山脈が目の前に広がります💪するとハチサン🐝数名から不安や不満の声が、、、
登山愛好家の『往復1時間で着く』という誘い文句に釣られた🐝が騙されたことに気がついたようです、、、

なんやかんやありましたが無事登頂‼️
68-2の先輩と『頂上で会おう』という約束を果たし皆んなで登頂写真を撮って帰りました。
今回の企画は68-2さんが誘ってくれて実現しました!ありがとうございます!



次回は航空大学校OB会の総会について❗️
それでは👋
【69-Ⅰ】帯広課程修了
皆さんこんにちは。69-Ⅰのブログ担当です。座学中の8月以来1年8ヵ月ぶりのブログになります(サボっててごめんなさい)。
さて、69-Ⅰは昨年10月末にA班、11月半ばにB班が帯広課程をスタートさせ、4月11日までに全員一発合格で最終審査を終えました。そんなわけで、待機期間に突入して自宅警備に忙しい今、帯広にいるあいだの季節の変化を振り返ってみたいと思います。

さて、A班が入寮した10月末は紅葉がきれいな時期でした。写真は入寮直前に夕張紅葉山という場所で撮影した写真です。綺麗なもんですね。これが1か月経つとこうなります。

季節の変化とは恐ろしいものですね。10月が11月になっただけでこの通り。

12月になれば車もこの通り、雪まみれになりました。こうなったら陽が昇ってるうちに雪を降ろさないと次の日にはカチコチに凍っています。日の入りは3時50分くらい、4時半には真っ暗でした。

年末年始は12月29日から1月8日までなんと11連休。「帰省するなら自腹。甘ったれるな」と家族から言われた筆者は「年越し宗谷岬」と呼ばれるイベントに参加しました(車で)。ガッツある同期に6泊連続車中泊がいいと言われ疲れ果てたのもいい思い出です。

フライト訓練にも目を向けますと、1月末からはPre-Solo Checkとファーストソロです。初めての審査で緊張して力を発揮しきれなかった学生も多かったようですが、全員一発合格で2月半ばまでにSoloに出ることができました。写真は69-Ⅰのファーストソロ第一号です。

2月後半からはNavigation訓練が中心になります。事前にしっかり準備をして実際に飛んで街や物標の見え方を確認する、ということができればいい感じです。写真は2月末の浦幌の街ですが、雪のおかげで街、川、橋、森がくっきり映っていてとても探しやすかったです。やっぱり冬に訓練っていいですね。こんな景色が3月末まで続きます。そしていよいよ最終審査。

審査の前1週間くらいで浦幌の景色がこの通り、変わり果ててしまいました。そしてたまに緑色の畑がある以外はありとあらゆるものが茶色一色に染まっています。ちょっと気温が上がっただけでこんなに景色が変わるなんて、自然の力ってすごいですね。おかげさまで審査直前の訓練でロスポジした人もいたとかいないとか。そんななかでも審査はなんとか全員合格、全員で宮崎への切符を勝ち取りました。

冒頭の夕張紅葉山は帯広を去る頃にはこんな感じでした。ところどころ緑があって春が近づいていますね。
さて、69-Ⅰはまた長い待機期間に突入しました。半年後から始まる宮崎フライト課程も頑張ってまいりますので皆さまどうぞ応援よろしくお願いいたします!
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 航空大学校探検ツアー 〜帯広編〜 その2
みなさん、こんにちは‼︎
半日かけてシャツ・シーツ・タオルなどを大量に洗濯したのに、強風で竿ごと倒れて全滅した、阿部学生です。
今は窓全開&サーキュレーターで部屋干しをしています…
航空大学校探検ツアー 帯広編、学生寮エリアに入った所で終わっていましたね。
さて今回は残りのエリアを紹介していきたいと思います。
やってまいりました、ここは学生寮2階の調理室ですね。

今日も料理をしている人がいますね〜
何を作っているのでしょう?



話が脱線いたしました、それでは見学を続けていきましょう。
調理室の横にも道があり、そこを辿っていくと…

浴室があります。2回期約50人しかいないので少し小さめですが、綺麗で使い勝手が良いです。
ちなみにお風呂のお湯はフライトのある日の前日は必ず入れることになっていて、翌日のフライトに向けて英気を養う場になっています。
この脇にはシャワー室もあり、フライトの準備があって、ゆっくりしている時間が無い‼︎という人はこっちを使っています。

また洗濯室も併設されていて、緊張でビショビショになった制服などを洗濯します。

さて調理室まで戻り、反対側へ向かうと長い廊下があり、ずら〜っと生活部屋が並んでいます。

部屋は2階が先輩の8-Ⅱさん、1階が私たち8-Ⅲと別れています。
部屋の中は後ほど同期の部屋に入ってみましょう。
そのまま廊下を進んでいくとあるのが、娯楽室です。

この部屋ではみんなで週末にワイワイと飲み会やゲーム大会もしますが、主に使うのが毎晩の『エリア決め』です。
エリア決めとは、翌日のフライトで使うための訓練エリア(※1)や、touch and goの枠(※2)を各班に割り当てるイベントで、やりたい訓練科目をやるために、エリアやtouch and goの枠をかけて血みどろの闘いをします。
※1:空港周辺にはHK2-◯エリアという訓練エリアが複数設定されていて、姿勢や高度を頻繁に変化させる飛行をできる機体は安全のために、各エリア1機と決まっています。
どのエリアを取るかは、①エリアの上限・下限高度、②定期便の離着陸に合わせて待避が必要かどうか、③空港から近いかどうか、④地形や風向きによって揺れたり雲ができたりしそうか、⑤訓練に使える物標があるかどうか、など様々な事を考えています。
※2:touch and goとは離陸後、空港周辺を1周して着陸&離陸を繰り返すもので、約7〜8分に1回離着陸を行います。そのため多数の機体が飛ぶと空港周辺が大混雑してしまうため、同時にできるのは3機までと決まっています。
勝敗の付け方はただ一つ‼︎、3つのサイコロです。
3つのサイコロの出目の合計が1番多い班から好きな場所を選べます。
この闘いに負けると訓練が進まなかったり、訓練ができたとしてもすごい気流の悪い中で訓練することになります…
とまぁ、私たちの班はサイコロ運がないのでいい思い出はありませんが、この部屋の売りは他にあります‼︎
それは窓からの景色です。
私の部屋からも12秒で駆けつけられるので、飛行機好きの私は、珍しい機体が離着陸する際にダッシュで駆けつけます‼︎


この飛行機は国土交通省航空局の飛行検査機で航空保安施設などの検査をします

余談ですが、中の人は飛行検査が大好きで、宮崎座学時代もそうだったのですが、今も検査が始まるとフェンス沿いに駆けつけ、ワクワクしながら眺めています‼︎
我が航空大学校も国土交通省所管なので、このブログを読まれている関係者の皆さん、新型の検査機の見学実習をしたいです…笑
などと言いつつ、娯楽室から斜め下を見下ろすと食堂を一望できます。


食堂を出ると大きな交差点があり左右と前には部屋が広がっています。
また近くにはアイロンスペースもあり、制服のシャツのアイロンがけをします。

お待たせいたしました‼︎ 8-Ⅲの部屋を覗いてみましょう‼︎

帯広は宮崎とは異なり2人部屋になっています。
部屋割りは同期が決めたのですが、それがまた上手すぎて気が合いすぎる人でペアになっています。



朝ドラと似ているでしょうか?
簡易的ですが机があるエリアとベッドがあるエリアが仕切られています。
私達、ハチサンのB部隊:12人がこの通称 “カンゴク” と呼ばれる小さい陸の孤島に辿り着いてから何日が過ぎただろうか?
狭いエリアながらも、私達は、『食事を作り、洗濯をし、明日も朝が来ることを信じてベットへ入る』というルーティーンを確立し、平穏な生活を手に入れつつあった。
夜には薄暗い中でも月明かりを頼りに水場にも行けるし、もうどこにいたとしても迷うことはなかった。
12人誰もが、この孤島のあらゆることを知り尽くしたと信じてやまなかったし、1人たりともそれに異を唱える者はいなかった。
また先発隊のA部隊やハチニーサンの各部隊も同じことを考えていた…
あの時までは……
島をのんびりと歩いていた時のことだった、背後から驚きとも歓声とも異なる叫び声が聞こえた。
声のした方に駆け寄ってみると、同じ隊のタイセイが腰を抜かした状態で奥を指さしている。
叫び声は島中に聞こえたのだろう、各自思い思いのことをしていたはずだが、まもなくパラパラと集まってきた。
『これを見てくれ…、謎の扉があるぞ…』タイセイは震える声で言った。
恐る恐る、指をさした方をみると、晴れているはずなのにそこだけ妙に薄暗く、奥には大きな扉があった。取っ手には太い文字で “徴罰房”と書かれた札がぶら下がっている。

『昨日まで、ここに扉なんてあったか?』『懲罰房ってどういうことだ?』『何か知ってるやつ、いるか?』
みな口々に疑問文を並べるのだが、誰一人この扉について知っている者はいなかった。
好奇心旺盛なタクヤが扉に近づいて覗いてみたが、中の様子を窺い知ることはできなかった…
『とりあえず作戦を立てよう』
リーダーシップのあるリョウマの一言で皆、我に返り後ろ髪を引かれながらも撤退した。
人間とは実に愚かな生き物だ。一度気になってしまうと、もうそのことしか考えることができない…
“知らぬが仏” とはよく言ったものだ。
翌日は朝から緊急の会合が開かれた。
誰が中を探るのかという内容であったが、誰も手を挙げない。
となると流れは既に決まっている、渉外担当の私の流れだ。
元々部隊で広報活動をやっていた事もあり、渉外も任されている。
『頼んだで‼︎』
調子がいいソウタの一言で確定だ。
難航すると思われていた、扉の奥とのやりとりであったが、昔からやっていたブログ “きっと空へいく” を通して意外にもすんなり話がついた。
どうやら、あの扉の奥にも別の世界が広がっていて、部屋があるらしい。
ただ我々のような男子は、あの扉を越えて1歩たりとも入ることはできない、それがこのカンゴクでの掟のようだ。
そのことを部隊の定例会で話すと、物好きなヒロシはかなりガッカリしていた。部隊の中で一番、中に入りたそうにしていたもんな…
『ガッガリするのはまだ早いぞ。私がそれで諦めると思うか〜?』
私はニヤリとしながら、隠し持っていた写真を並べた。
実は中の写真を入手していたのだった。


扉の向こうの世界は、洗濯機・乾燥機・洗面所・お風呂が1ヶ所にまとまっていて、こっちの世界よりも綺麗で快適そうだ…
我々は月明かりだけで水場に行っていたというのに…
“知らぬが仏” とはよく言ったものだ。
このように女子寮もあり、圧倒的に充実した設備で男女問わず過ごしやすい環境が整えられています。
紹介に協力して頂いた8-Ⅱさん、そして先輩方ありがとうございます。
では外に出てみましょう。

テニスコートなどもあり、今はスポーツはできませんがグラウンドの跡地もあります。
今は使えないグラウンドをなんで紹介するの?とお思いでしょう。
その理由はたった1つ、飛行機がすごく良く見えるからです‼︎

割と頻繁に駐機機体が変わるので、何度行っても新しい機体が見られ、個人的No.1癒しスポットです。
また奥には空港のエプロンも見られるので、旅客機もバッチリです‼︎

最後に紹介したいのが、グラウンドのそば、体育館の横にある農場、通称;航大農場です。

しばしば先輩方のブログにも登場したこの農場、私たちの中からも自給自足生活を目指し始めた勇者が‼︎


これから帯広も本格的な夏を迎えます。航大農場、定期的に見ていきましょう‼︎
2回に渡ってお届けした、航空大学校見学ツアー 帯広編 はいかがだったでしょうか?
寮での生活は朝ドラの中くらいでしか分からなかったと思うので、今後受験や入校をされる読者の参考になれば幸いです。
とにかく言えることはただ一つ、『住めば都』です。
次は何をお届けしようかなと思う今日この頃、この辺で失礼いたします。

私たちはまだまだパイロットへの道のりを歩み出したばかりだ。
フライトの全てが新鮮だし、教官はいとも簡単に操縦しているように見えるのに、自分でやってみると、やろうと思っているのに、面白いくらい何にもできない。
私たちは無力だ。
飛行機の上には分厚いどんよりとした雲が広がり、狭い狭い範囲を飛ぶだけでやっと…
雲の上には本当に青空が広がっているのだろうか? 私たちは雲を抜け、その青空とやらにたどり着けるのだろうか?
今の自分にはその上の未来が見えてこない…
でも僕らはその未来を信じて進み続けるしか道はない。決してくよくよして歩みを止めてはならないのだ。
分厚い雲にもいつか隙間ができる、明日の自分は今日の自分よりもきっと進んでいる、そう信じて今に全力を尽くそう。
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] サイカイ
長かった冬が終わり、桜も咲き始め、気がつくと、はや3月中旬。卒業による別れや入学による出会いの交差点に立っている読者の方々もいることでしょう。
私たち68回生Ⅲ期も昨年の6月から約10ヶ月の待機期間をまもなく終え、久しぶりに同期と“再会”し、航大でのカリキュラムが“再開”します。
そう‼︎ 真のパイロットへの登竜門、帯広でのフライトが始まるのです。
改めまして、大変ご無沙汰しておりました、朝ドラのおかげでバイト先で航大について伝えやすくなって嬉しい、阿部学生です。
私たち8-Ⅲは3/1から正式に帯広フライト課程へ入校となり、今はそれぞれの家からオンライン授業を受けています。これからは週に数回のオンライン授業を約1ヶ月強受けたのち、8-Ⅲの27人は約半分ずつに別れ、来月2回に分けて帯広キャンパスへ向かいます。そして現地でしかできない講義を数日間受けた後、帯広の空へ飛び立つのです。
オンライン授業では、帯広の地形特性や操縦方法などを習っているのですが、まだ帯広の地も踏んだことも、鳥のように空を飛んだこともないので、敢えて勉強関係は触れず、今回は先輩方が取り上げていないであろう『待機期間』について話したいと思います。
このブログの読者は航大について何でも知っているとは思いますが、一応そもそも待機期間とは?からスタートしたいと思います。
私たちは航大へ入ると、宮崎座学課程→帯広フライト課程→宮崎フライト課程→仙台フライト課程→卒業・入社 という流れを歩みます。宮崎の座学課程は教室で授業を受けるので、雨の日でも風の日でもシラバス通りに進めることができます。また仙台フライト課程も計器飛行という、外が雨や雲で視界が悪くても計器を見て飛ぶやり方ができるので、同様にシラバスに近い形で飛ぶことができます。
しかし、帯広フライト課程と宮崎フライト課程では、操縦練習のために有視界飛行という地上や地形を参考にして飛ぶやり方を行うので、雨が降って視程が悪かったり、雲が垂れ込んでいて訓練中に雲に入ってしまう状況だとフライトをすることができません。(また横風などの風の制限も存在します)
そのため、梅雨や濃霧(海霧)が発生する季節は長期間飛べないことも多々あります。また震災やコロナで訓練がストップになったことなど様々な要因も影響しているようです。このような理由から2つのフライト課程はシラバス通りに進まなくなっています。
そうなると宮崎座学課程を予定通りに終えた後、遅れている帯広フライト課程にそのまま入れないので、自宅待機をすることで調整しています。(学校のシラバス自体もオンライン授業を取り入れたり、フライトシミュレータによる訓練を増やしたり、カリキュラムを変えたりなど対策が進んでいます)
しかし、この待機期間という存在は悪いものでもないのです。
航大生に『待機期間何をしていたの?』と聞くとほぼ全員が口を揃えて『バイトをしてお金を貯めた』と答えるでしょう。課程中は寮生活ですが、授業料以外にも週末の食費や遊び代、教材費、光熱費など多くの費用がかかります。そのまま課程移動をしてしまうと金欠になってしまいますが、課程間でお金を稼げると少しは豪勢な生活ができそうです。
また航大は大学2年次から受験をできるので、入学時点では大学を休学している人もいます。そのため待機期間中に授業を受けて、大学を卒業する人もいます。また趣味に没頭している人も多いです。
では8-Ⅲはどんな生活をしていたのでしょうか?少し紹介しようと思います。







どうです?なんだかんだで満喫しています‼︎
そうそう忘れてはいけません、帯広フライト課程へ向けて充実した勉強ができるのも大きなメリットでしょう。朝ドラでも舞ちゃんが、『Circuit breakers All in, Parking brake Set…』と機内でやっていたと思いますが、数百ページにも及ぶ訓練要領を始めとする様々な資料を暗記して、どんな状況でもすぐ出てくるようにします。でも僕らは待機期間の1年近く勉強したので、教官から何を聞かれても全て答えられるでしょう 少しはできるようになっています。
8-Ⅲの過ごしてきた約10ヶ月を伝えることができたでしょうか?
次の更新の時は帯広キャンパスに移動していることと思います。また航大の楽しさを伝えていこうと思うので、今後ともよろしくお願いします。
最後に、“再開”した航大のカリキュラムで歴代“最下位”にならないように、8-Ⅲみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います‼︎
[69-Ⅰ]こんな朝っぱらにホットケーキかよ
こんにちは、69-Ⅰのブログ担当2号です。
普段は写真を担当しますが1回くらいは文章を書いてみようと思ったので今日は私が投稿します。
69-Ⅰ・通称「きゅーいち」はMAX(年齢制限一杯で入学した人)9人、その1つ下9人という高齢社会にミニマム(最年少)4人が飛び込んでいるというなんとも極端な代ですが、年齢関係なく和気あいあいとやっております。
先日、朝にホットケーキを作ったので自炊のことでも書こうかなと思います。
寮の食事は平日は休前日の夕ごはん以外、朝昼夕3食ちゃんと出ます。
逆に言えば休前日の夕食と土休日は自分で調達することになります。
外食する人もいますが私を含め半数くらいは自炊します。
そこで今日は色んな人の色んなご飯を紹介します(順番は適当です)








他にも牛丼、焼きそば、冷やし中華、鍋などが登場したみたいです。
私は腕によりをかけて天ぷらを揚げたのですが、同室から「味はいいけど時間かかりすぎ」と怒られてしまいました。けど作ったものを「美味しい」って言ってくれる人がいるっていいですね。
そんなに本気出したくせに写真を撮り忘れるというオマケ付きです。
単価が1000円を割るのが自炊のいいところですね。生活力も向上します。
次回の更新もお楽しみに!
67回生Ⅰ期 帯広課程終了!宮崎へ再び、、!
こんにちは!67回生Ⅰ期北川学生です。
宮崎座学修了の投稿から早1年強経過してしまいましたが、
私たちナナイチは4月上旬に帯広課程を全員修了し2度目の待機期間に入っています。
今回は去年の10月から始まった帯広課程を振り返っていきたいと思います。
帯広課程最初のフェーズは約25時間ほどでFIRST SOLOに出られる技量を身につける為にエアワークや連続離着陸訓練を主に行いました。
約9時間ほどのエアワークでは課目の習得に加えて地形と地名を覚えるのに必死でした。

入寮時期は北海道ベストシーズン!
生地航法ではほとんどの学生が釧路空港に行きました。
日没の早い秋冬には世界三大夕日を拝むことができます。

12月になると初単独飛行に出る学生が出始めると同時に雪のシーズンがやってきます。
今まで見えていた景色が一面真っ白になり目印を新たに覚えるのに苦労しました。
また、今年の帯広は久しぶりの大雪で除雪が間に合わずフライトキャンセルの日には
終わりの見えない駐車場の除雪をやったりしました。

初単独飛行を終えると徐々にナビゲーション訓練が増えていきます。
前日の準備とイメトレがかなり大事になってきます。

委員長…イメフラ中?
あっという間の4月
約50時間の訓練で帯広ファイナルチェックがあり、無事全員合格することができました!

来週からはとうとう宮崎フライト課程が始まります。
宮崎でもみんなで課程修了を目指して頑張ります!!
[68-Ⅲ🐝🐝🐝]特別編 〜航大周辺の航空機観察スポット〜
みなさんこんにちは!!
68-Ⅳが入学し、先輩という立場になった同期の背中が、ちょっぴり頼もしくなったなぁ…って感じている、68-Ⅲの阿部学生です。
今回は、前回お伝えしたように、3次試験受験者向けの特別編をお届けします。
…とは言いつつ、全国民に役立つ情報なので是非ご覧ください!!
なお、か〜なり長いので、ちょこちょこ飛ばしちゃってください笑。
その特別編の内容とは…『航大周辺の航空機観察スポット』です。(タイトルから既にバレていますが…)
3次試験のために、全国から航大のある宮崎へ来ると思います。
何人かは(いや大多数は)、緊張でガチガチかもしれません…
でもせっかく宮崎に来た訳ですし、将来の航大ライフを想像しながらSR-22などの航空機を眺め、ひと息ついてみるのはいかがでしょうか?
ここだけの話、航大周辺は最高なので、航空機を見ないのは、宮崎で地鶏を食べない並みにもったいない‼︎
ではまず航大周辺の地図をご覧ください‼︎

まず、宮崎空港の滑走路はほぼ東西方向にあり、宮崎空港は南側に、航大は空港の滑走路を挟んで反対側(北側)にあります。
そのため、西風の時は海側から着陸&陸側に向かって離陸、東風の時は陸側から着陸&海側に向かって離陸が多くなっています。
また東側(右側)には太平洋が広がっていて、航大側の砂浜は赤江浜といい、サーフスポットになっています。(赤江浜は校歌にも入っています)
では早速周辺スポットを紹介していきます‼︎
地図の①〜④が敷地外の観察スポット、ⅰ〜ⅲが航大内の観察スポットです。
赤い線が道なので、そこを通って撮影地へ向かうことができます。
①赤江浜(約2km・徒歩25分ほど)
航大の正門を出て、目の前の道を右側に歩いて行きます。2つ目の十字の交差点(赤色点滅信号がある)を右に曲がって真っ直〜ぐいくと林に入り、道が左に曲がるので、1つ目のT字路を右に曲がると砂浜があります。そこが赤江浜です。


ここは滑走路から少し離れているため機体までは遠いですが、宮崎空港は西風が多いため、着陸する航空機を見るならここが多いです。
また砂浜と海をバックに着陸する姿はまるで、「下地島17エンド」のよう…(かなり誇張しました…)
②N-4 くの字(約1km・徒歩15分ほど)
①の赤江浜に行く途中にある、空港の敷地に当たって、『く』の字に曲がっているポイント。
ここはフェンスがありますが、航大の駐機場(CACエプロン)から誘導路を通る所や、run-upエリアという少し広い場所で、離陸前のチェックリストを行なっている様子が見られます。
※ここは道路沿いなので、後ろの車に注意してくださいね



③27エンド(約1.2km・徒歩15分)
滑走路の西側の端に当たる所。航大からだと、右へ左へ曲がり複雑なので、地図を見てください‼︎笑
東風の時は着陸も離陸も楽しめる超オススメスポット。西風の時は全く見られません…




ちなみに、このそばには旧海軍赤江飛行場の掩体壕が残っています。

またすぐ後ろを鉄道が走っているため、航空機とのコラボも⁉︎

④宮崎空港展望デッキ(航大からは遠いので、行きか帰りにどうぞ)
言わずと知れた有名スポット。駐機中も離陸もなんでも見られるし、ご飯も食べられるし、椅子もあるし、一番快適。撮影する人にとっては終日順光なのがいいですねぇ〜。



続いて航大の中の撮影スポットです。
見たい人は航大へ‼︎笑。
(ⅰ)グラウンド
正門を入って突き当たりのところ。私が3次試験を受験した際はずっとここで眺めていました。(今年は見に行けるのかは聞いてみてください なお試験会場の本庁舎出口でもよく見えます)
今でも航空機を見たくなったら、大体ここで見ています。


(ⅱ) 運航管理局舎横
ここは入学しないと見られないスポット。あと数年後に教えていただくであろう実科教官がいらっしゃるので、背筋がピシッとなります。


(ⅲ)授業を受ける教室
座学生の先輩になると、教室が変わります。
そうすると窓の外には一面の滑走路が‼︎
眩しいはずなのに、全員ブラインドを上げて授業を受けています笑。
なお何人かは飛行機が飛び立つ度に窓の外を眺めています…(なおSR-22は多い時は約2分おきにタッチアンドゴーしています)


長くなりましたが、航大周辺にはこんなにも航空機を見られる場所があります。
受験だけして帰るのはもったいないですよ〜
緊張するとどうしても下を向いてしまいますが、上を見て気分転換してみるのはいかがでしょう?
そして、航大の飛行機をもっと近くで見たい人は、航大を受験してみては…?
たくさんの飛行機、そしてかけがえのない先輩や仲間が待っています。
次回こそ、航大ツアーの最終回「格納庫編」をお届けする予定です‼︎
※中間試験シーズン到来のため、少し遅くなるかもしれません…涙

P.S.
ちなみに、このブログの中では敢えて、『飛行機』と『航空機』という単語を使い分けていたということにお気づきでしょうか?(そこに気づいたアナタは鋭い‼︎)
航空法第2条には『この法律において「航空機」とは、人が乗って航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機及び飛行船その他政令で定める航空の用に供することができる機器をいう』とあり、『航空機』という大きな括りの中に、『飛行機(いわゆる旅客機など)』や『回転翼航空機(ヘリコプター)』などが含まれています。
宮崎空港では飛行機もヘリコプターも見られるので、『航空機』。
航大が今持っているのは『飛行機』です。
このようなマニアックな内容も航空大学校の授業で学んでいます。
【はじめまして!68回生Ⅱ期です!!】
はじめまして!68回生Ⅱ期です!
今回が8-Ⅱのブログ初投稿となります。大変長らくお待たせしました!

私たちは10月上旬に入学し、航大生への仲間入りを果たしました。
新たな生活に胸を躍らせる学生、やや緊張気味の学生…個性豊かな27人が集まりました!

(※撮影時のみマスクを外しています)
早くも入学から2ヶ月半が経過し、座学過程も折り返しです。
本当にあっという間です…
今回は、前半の振り返りとして8-Ⅱの様子をご紹介したいと思います!!
【8-Ⅱの目標】
入学当初、全員でより良いスタートを切るために航大生活の目標を立てました。
それぞれの考えや熱い想いが交わり、議論は予想以上にヒートアップ!
1週間に及ぶ大議論の末に決まった8-Ⅱの目標は…
『誰一人取りこぼさず 全員で卒業』
互いに助け合い、支え合い、高め合い、全員で航大生活を駆け抜けます!!!

(青島神社にて願掛けをしました)
【ハンガー見学】
授業の一環で格納庫の見学をさせて頂きました。
SR22の機体を間近に見ることができ、学生は皆大興奮の様子でした。


実際のフライトに向けて、勉強のモチベーションが上がりますね!!
早く飛びたいです!!!

(青空をバックに。映えです。)
【制服・ストラップ】

12月上旬、ストラップと制服が届きました!
8-Ⅱカラーは紫です!!!イカしてますね!!!!!

制服を着て集合写真を撮りました!
(少し航大生感が出てきたのでは…!?)
暑さの厳しかった宮崎もすっかり寒くなり、今年も残り数日となりました。
2021年は私たちの人生における大きな分岐点となったのではないでしょうか。
27人の出会いに感謝し、今後の航大生活、その先のパイロット人生を歩んでいきたいと思います。
2022年も8-Ⅱ一同頑張ります!
それでは皆様、良いお年を!!!
68回生Ⅱ期 一同
68回生I期始動
みなさん初めまして、こんにちは!
68-Ⅰの安田学生です。
私たち、8-Ⅰは8月上旬に入学し、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。
みんな新しい生活環境に慣れるのが大変であっという間に過ぎたように思います。

記念すべき私たち最初のブログは8-Ⅰの放課後の過ごし方について紹介していきたいと思います。
私たち航大座学生は、毎日3〜4コマ(1コマ100分)の授業を受けていて、授業が終わると自由時間となりみんな思い思い時間を使っています。8−Ⅰは、全国各地から様々なことに精通した人が集まっていて、それぞれの特技を存分に発揮し同期内で共有しています。なかでも運動をしている学生が多く、パイロットは体調管理、健康も大事なので運動するのは分かりますが、航空体育大学校に入学したと錯覚するほどの活動量でびっくりするくらいです。
前置きはここら辺までにして、それではどんな放課後活動をしているのか写真と部員の一言を添えて紹介していきます!
初めに、バスケ部です。8−Ⅰの中で1,2を争うほどの活動量、ガチ練習し過ぎて手を骨折した人がいるとかいないとか…
部員の一言「授業終わり、ミーティング後の一日2回の練習を行っています。」

続いて、バドミントン部です。
バドミントンは体育の授業でも行なっており、誰でも簡単に楽しめることから比較的人気のある活動かと思います。同期だけでやるのではなく、教官や教務課、先輩方とも一緒にすることもあります。
部員の一言「航大において最強の地位を得られます。」

陸上部
陸上部長距離部門、主な活動部員は三人ですが、毎日三人10〜20kmくらいストイックに走っていますね。彼らと一緒に走るには相当体力が必要です。

筋トレ部
8−Ⅰのジムリーダー率いる筋トレ部、筋肉をいじめることこそ正義。寮の食事に追加でタンパク質を摂取し、筋肉は毎日増加傾向にあります。筋トレ部の人数も多いです。
部員からの一言「もすとますきゅらー。」

テニス部
航大の敷地内にはテニスコートもあり晴れていれば自由に使うことができます、晴れていれば!しかしテニスコートの周りに草が生え過ぎていてボールがよくなくなるらしい…
部員の一言「雨が多過ぎてそもそも活動できない。」

運動系最後はダンス部
夜に体育館でBTSを流してダンス練習をしているダンス未経験の四人組、カラオケで踊れるようになったらモテる?らしい。確かにかっこいいが披露する日は来るのか今後注目しています。
部員からの一言「ダンス教えてください」

もちろん運動が苦手な人もいますので、放課後に文化系の活動をしている人たちもいます。今回は二つ紹介します。
音楽部
主にピアノとギターで何かしらの曲を練習しているようです。みんな実家から楽器を持ってくるほどの熱心さ。同期内での飲み会で披露することも。
部員からの一言「フジロック出演目指しています!」

おひさま部
日向坂46をこよなく愛する8-Ⅰの有志たち。何か坂道系ニュースがあればみんなで共有し、ひなあいを毎週鑑賞する活動をしているようだ。写真に写っている人意外にも隠れ坂道ファン多数。宮崎ロケでおなじみ、タルタルチキン事件のとんかつ屋さんに行ったり…

最後にサーフィン同好会
俺らも一応活動してる!ということで紹介します。宮崎といえばマリンスポーツですので、授業前や放課後にボード持って出かけていく二人組。宮崎ではサーフィンをやり帯広ではスノーボードをやるらしい。

長くなりましたが、昨年度からの新型コロナの影響で例年とは異なる入学試験、入学時期を乗り越え、パイロットになることを目指し航大に入学した8−Ⅰの27名はご覧のように毎日楽しく元気に航大ライフを楽しんでおります。これから約2年間の訓練が待っていますが同期全員での卒業を目指し頑張っていきます!