きっと空へいく

Civil Aviation College

Archive for the ‘操縦訓練’ Category

ななにー 1st solo

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67-Ⅱ通称ななにーの岡学生です。待機期間以来の更新となります。お久しぶりです。

帯広分校に入寮したときには辺り一面雪景色でしたが、最近は雪が溶け緑は生い茂り夏の近づきを感じています。秋の十勝をまだ経験しておりませんが、四季の移り変わりが綺麗なのも十勝の魅力の一つだと思います。秋には退寮している(予定)ですので、いつか秋の帯広にも遊びに行けたらと思います。

寮の庭?には楓の木があります。
おそらく秋に綺麗に色づくので秋に入寮する学生は目を向けてみてください。
航空大はしばしば監獄と表現されますが、私の隣の部屋は懲罰房も兼ねられています。24時間灯りが絶えないと噂になっています。
航空大学校のパンフレットのためにみんなでカマクラを作りました。
結局パンフレットには載らなかったため、この場を借りて供養させていただきます。

さて、ブログのタイトルにもありますが、先日ななにー全員が1st soloを終えました。

1st soloを終えて達成感は同期のみんなも感じたものだと思いますが、細かく感想を聞けば十人十色の言葉が出てくるでしょう。

私は達成感ももちろんありましたが、自分はやっとスタートラインに立ったのだという高揚感が一番大きかったです。

今まであまりパイロットになるのだという実感が湧かなかったため、「(飛行訓練始まって)飛べば何か変わるかな~」と思いながら初めてのフライトに臨んだ岡学生(22)。甘い考えでした。初めての操縦の感想は「着陸でオシッコちびりそう」、とまあ小学生の頃の私も顔負けのチープな感想を残すありさまで、空を飛んでる感動を味わう暇が微塵もありませんでした。

万が一にそなえ携帯トイレは常備してあります。空中で選ばれし者のみが使用しています。

そんな感じで白目を剥きながら訓練を続けること20時間余りが経ったころ、ついにファーストソロを迎えました。一人で離陸し空港を一周し、着陸する。言葉にすればそれだけの10分にも満たない飛行ではあります。しかし初めて全てをひとりで行い帰ってきたときに、達成感を味わうと共に、本当に自分はパイロットを目指していくのだと自覚しワクワクしてきました。漠然とスタートラインに立った気がしていた航空大学の合格時や、宮崎座学課程の時に比べると、はっきりとパイロット人生のスタートの号砲が聞こえた気がしました。バードスウィープのための空砲だろって気づいたそこのあなた、察しがいいですね。

1st soloを終えた日に、班員の三人で撮りました。二人には感謝しかありません。
ちなみに班員の宮里学生は懲罰房の管理人です。
初単独飛行(ファーストソロ)を終えると航空機乗組員飛行日誌、通称:黒ログに教官からサインをもらいます。これを見ると元気が出ます。
黒ログの表紙と航空大のウイングマークです。ウイングマークはファーストソロを終えると教官からいただけます。どちらもデザインを非常に気に入っています。

右も左もわからず宮崎のトレ室に貼られている「トリムは甘え」を信じて帯広に入寮したあの頃よりは、飛躍的な進歩を遂げたと確信しています。今ではトリムなしでは生きられない身体になってしまいました。

そんな私たちは現在、白目を剥き、よだれを垂らしながら帯広課程最後の審査に向けて突き進んでいます。積乱雲にも海務にも気流の悪さにも負けずななにー全員で宮崎に凱旋できるよう頑張っていきます!!

以上、ななにーの近況報告です。ご愛読ありがとうございました。ななにーの次回作にご期待ください。

Written by 67ii

5月 21st, 2022 at 9:33 pm

[66-Ⅲ]帯広修了&宮崎二生地ソロ達成!

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こんにちは!66回生Ⅲ期長澤学生です。

66回生Ⅲ期の前回の投稿は祝ファーストソロ!でしたが、
あれよあれよと帯広課程を修了し宮崎に帰ってきまして、この度ついに二生地ソロ達成しました!!
人生初のソロフライトをしてから、多くの人にとって人生最後のソロフライトとなる二生地ソロを迎えるまでの約10ヶ月をダイジェストでお送りします!

 

~帯広課程の思い出~

帯広課程の訓練後半はナビゲーション訓練が始まりました。
私たち66回生Ⅲ期からシラバスが変わり、帯広ではほとんど生地空港に行かず
十勝平野内でのローカルナビゲーションを中心に行いました。
見渡す限り畑ばかりなので機位の把握がしづらく日々準備に追われていましたね。
ナブの準備が大変すぎるのでいったんソロを挟んで体制整えよう……みたいな。ソロも慣れたものです。

私たちの帯広滞在期間はちょうど北海道のベストシーズン!週末はせっせといろいろな観光地を巡りました。

帯広でしばらく生活していると数時間の運転にも抵抗がなくなってきます。東は知床、網走、釧路、西は登別や函館まで、北海道の最北端と最南端を制覇している学生もいました。

ナイタイテラス(上士幌町)でCACポーズを決める人たち

わたくし長澤学生の帯広課程の思い出といえば、航大農場です!偉大なる66-Ⅰの先輩方が開墾してくださった航大敷地内の一角の畑を受け継いで、フライトのかたわら農業にいそしみました。ジャガイモ、枝豆、ミニトマト、ブロッコリー、ナス、トウモロコシ、メロン、ついでにヒマワリとコスモスも育てました。土いじりで最高に癒されました。もうすぐ帯広入寮する67-Ⅲの皆さんにも航大農場強くオススメします……!

大量のジャガイモを後輩や教官方にもおすそ分けしました
自慢の航大産赤肉メロン

 

涼しい日の多かった帯広でも、夏の2週間ほどは耐えきれないほどの暑さとなりました。花火やスイカ割りなどいかにも夏なイベントを楽しみ暑さを乗り切りました。

ボクサー佐藤学生の正拳突きによって割れたスイカを地べたで喰らう

 

訓練の方は、終盤天気が悪い日が続き苦しめられましたが、帯広ファイナルチェックは無事受験者全員が一発合格!!がんばりました!

チェックに合格して爽快感はんぱない黒木学生

 

 

~久しぶりの宮崎~

フライト学生として宮崎に帰ってきました!

宮崎での訓練は事業用操縦士の免許を取得するためにより精度の高いフライトを求められます。長崎空港や鹿児島空港など生地空港へのナビゲーションも始まりました。

みな平日は外出する暇もなく準備に励み、週末はとことん遊んでいます。宮崎入寮してから5か月間あっという間でしたね。

座学生たちに比べるとやっぱりフレッシュ感がないですね。
青島などの有名どころの観光はやり尽くしたので、雪山登山にチャレンジ
回期内で空前のゴルフブーム到来中!!

そして続々と二生地ソロ達成者が出てきております!

二生地ソロとは単独で長崎空港と鹿児島空港などの2つの生地空港に着陸して帰ってくるフライトのことです。事業用操縦士になるための必須要素であり、宮崎フライト課程中盤のビッグイベントです。

では達成者の感想を聞いてみましょう!

 

①二生地ソロ一番乗り!福田学生

「やっぱ飛行機って最高だよね!」

 

②106人の学生を束ねる宮崎のドン(学生会長)!岸学生

「楽しかった!余裕があったので測風までしちゃいました」

 

③キャンプ道具には目がないです!川脇学生

「視程悪すぎて怖かったけど天草上空からの景色が綺麗でした!」

 

④バルコニー商店店長!木下学生

「静かな機内で自由で楽しかった!!」

 

⑤ジブリのあの名曲弾けます!黒岡学生

「一人で行って帰ってこれて、自信になりました!」

 

自分たちが入寮したころのフライト学生さんはすごく頼もしくかっこよかったですが、いつの間にやら私たちもその立場になっているというのはつくづく実感がないですね。これからも、まずは宮崎課程修了を目指して!66回生Ⅲ期みんなで頑張っていきます!!!ではまた!!

Written by 66III

4月 11th, 2022 at 12:21 pm

[66-Ⅲ]初投稿!帯広ファーストソロ

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はじめまして!航空大学校66回生Ⅲ期の大村学生です。

2019年12月の入学から約1年半にして満を辞してのブログ初投稿です!

私たち66回生Ⅲ期は昨年4月に宮崎座学課程を修了しました。その後、約10ヶ月間の自宅待機を経て、3月8日に帯広分校に入校しました!

これまでの3ヶ月間は、主にタッチアンドゴー(連続離着陸)訓練や、エアワーク訓練(低高度での地上航跡飛行や失速訓練など)に取り組んできました。

何もわからなかった初めてのフライトから考えると、大きな進歩をしていると実感しています。

そして現在66-Ⅲは、これからのパイロット人生におけるとびきりの思い出になるであろう初単独飛行(ファーストソロ)に挑んでいます。

すでに数名がファーストソロを終えていますので、感想を聞いてみましょう!

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①ファーストソロ一番乗り!青木学生

「廊下ですれ違う度に、先輩も同期も応援してくれたり祝ってくれたり、本気で喜んでくれた同期もいて、航大生活の中で一番人の温かさを感じました。この道に来て本当に良かったなと思えました。」

②うちなーの心を忘れない!島に恩返し!祖山学生

「ゴーアラウンドしてヒヤヒヤした。

これからも安定した着陸を目指します!」

③圧倒的委員長!泣く子も黙らせる岸学生

「管制官からもらった拍手に感動しました。

これからもご迷惑をおかけします」(かけないでください)

④アキレス腱断裂からの復活!佐藤学生

「一人で飛ぶ自由は素晴らしかったです!

何十周もした場周経路が格別な景色に見えた!」

⑤ロクサンの優しさ担当!川脇学生

「空を飛ぶ楽しさと安全に対する責任の重さを実感しました!

これまで育ててくれた両親に感謝して、これからも頑張ります」

(なんていいコメント!!)

⑥ベテランATC! 木下学生

「お父さんお母さんありがとう!」

⑦マフィン大好き!馬堀学生

「離陸前は一人きりで緊張したけど、飛んでみると自由で楽しかった。

やっと空を飛べたと感動しました!」

⑧みんな大好き!柴田学生

「空酔いに悩まされましたが、なんとか成し遂げられてホッとしました。

これからの目標は空酔いになれる!死なない!」

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以上ファーストソロの感想をお届けしました。次回の更新までお楽しみに!

Written by 66III

6月 21st, 2021 at 6:08 pm

65回生II期 宮崎フライト課程修了!!!

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ブログの更新を心待ちにされていた65-IIファンの皆さま、お待たせ致しました。65-IIの高橋学生です。
初めてご覧になる方は以後お見知りおき下さい。
ずっと更新しようと思っていたのですが、投稿ページのURLを忘れていたので遅くなりました。

実を言うと、今私達は仙台にいます。

仙台にいますんですが、宮崎で書いた記事を書き換えるのが面倒だったのでほぼ原文でお届けします。
仙台課程については追々、投稿したいと思います。

帯広から宮崎に入ったのは今年の1月下旬でした。希望と絶望を抱きながら再び宮崎監獄の門を開いた記憶があります。

こちらが入寮当日の写真です。この日から早くも10ヶ月が経過しています。もはや懐かしいですね。この長い10ヶ月間なにをしていたのかというと、ちゃんと訓練をしていました。

タイトルに宮崎フライト課程修了って書いてますが、宮崎フライト課程が終わると人はどうなるかご存知ですか?


そうです、プロになるのです。




”事業用操縦士”なる資格を取得することができるのです。

事業用操縦士の資格を取得すると何が出来るかといいますと、端的に言えばお客さんを乗せてフライトを行うことが出来ます。帯広課程で学ぶのは自家用操縦士相当の技量でしたが宮崎課程は事業用課程ですのでその分、求められる技量や判断のレベルも高くなっていきます。ひとつフライトするにしてもさらなる快適性や効率性も求められます。

まあ、プロなんで当然ですよね???同期のみなさん????

事業用操縦士を取得するにはどうするか。審査を受けて合格しなければなりません。この審査が結構ボリューミーでして、口述試験と実技試験を行います。

口述試験では鬼のような審査官優しい審査官と一対一で向かい合い、航空に関する知識全般を口頭で問われます。

単純な知識を確認する意味合いもありますが、例えば「この状況でエンジンにトラブルが起きたらどのように対処し飛行機を安全に着陸させるのか」といった必ずしも答えが一つに定まらないような問題に対して、パイロットとしてどのような判断を下すのかといったことも見られています。

正解がない問題だからこそ難しいんですよね。

実技試験は普段訓練で行っていることの延長線上ではありますが、失敗の許されない審査であるというプレッシャーを感じたり、刻一刻と変わる天候に翻弄されたりで普段どおりの力を出せる人は少ないでしょう。

最初の受験者が審査を受けてから最後の受験者が終わるまで1ヶ月弱かかりましたが無事に全員の審査が終わりまして、受験者全員がなんとか合格をいただくことが出来ました。

最後の学生の審査が終わった時に撮った写真です。

なぜずぶ濡れなのかというと…

特にノーコメントでいきます。

もう一生シーラスに乗ることもないかと思うと寂しくなりますね。仙台課程からはバロンという一回り大きな飛行機で訓練を行います。

さて、ここで写真と共に宮崎課程を振り返ってみましょう。

宮崎課程では主に九州内の空港を使用して訓練を行います。宮崎空港の最寄りは鹿児島空港です。

鹿児島空港に行く際は桜島の近くを飛行していくことになります。時々桜島が噴火して視程が悪くなることもあります。

鹿児島空港以外だと、種子島、長崎、佐賀、熊本、大分に行くことが多いです。

その他のイベントとしては、「二生地ソロ」と「540km航法」というものがあります。二生地ソロは学生単独で飛行機を操縦し、宮崎以外の2箇所の空港に着陸して帰ってくるというものです。

一人で飛行機に乗って九州内の空港を飛び回るって凄くない?楽しそうじゃない?

普段の訓練で飛行している経路だとはいえ、ソロで飛ぶフライトは違った景色が広がっています。教官のいない一人での機内ということで快適な緊張感を持ったフライトを行うことが出来ました。

540km航法は教官同乗で飛行機を操縦し、宮崎以外の2箇所の空港に着陸して帰ってくるというものです。二生地ソロと何が違うんだと思われるかもしれませんが、540km航法の場合は名前が表す通り各空港を結んだ距離が540km以上でなければいけません。

色々言いましたが要するに遠くの空港に行くってことです。

540km航法では普段訓練で行くことのない中国・四国地方の空港に降りることが出来ます。私は広島と高知に行きましたが、時間ギリギリでしたのでぶっ飛ばして帰ってきました。

あとは、スピン訓練なるものも行われました。

この訓練ではスピンに陥った際の回復方法を学びます。スピンは飛行機にとって非常に危険な状態ですので、適切な回復方法を学ばないと命に関わります。航空大で使用する飛行機ではスピンを行ってはいけないことになっているので、朝日航空さんのセスナで訓練を行いました。

映えますね。

審査が終わったのは暑い夏の宮崎でしたが、今の仙台は冬の訪れを感じる寒さになってきました。予定では来週から実機訓練が始まります。それに向けて今は座学で機体のシステムを学んだり、FTD(Flight Training Device)を用いてG58バロンのプロシージャを確認したりしています。

仙台課程での出来事は余裕があるときに投稿できればと思っています。

世の中は厳しい情勢ですがこれからも65-IIはエアラインパイロットという夢に向かって邁進していきます!!!

Written by 学生

12月 4th, 2020 at 4:05 pm

66回生Ⅰ期 帯広フライト課程の始まり!

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こんにちは!お待たせしてしまいました。

66回生Ⅰ期の辻次学生です。宜しくお願いします。

去年宮崎座学課程を終えた後からの、とても長かった待機期間の後、私達は帯広で課程が始まりましたが、すぐに休校になってしまいました。しかし、その間も皆んな色々な趣味を見つけなんだかんだ楽しく過ごしていました。

休校の間に北村学生を筆頭に体育館の前の土が耕され、畑が開拓されました!数ヶ月するとレタスやジャガイモとかネギなどが生えてくるそうです。今では食堂で北村学生が畑から生えてきたネギブロッコリーを配ってくれます!これが寮食の味噌汁にとても合います!これはおいしい!秋頃にはジャガイモが食べれるようになるそうです。とても楽しみです。

現在は訓練は再開していて、皆で初フライトのための準備に励んでいます。先輩方のスタンバイに入り、先輩方が飛ばない時に飛ばさせて貰えます。先輩方に教えてもらいながら毎日フライトに備えてます。皆自分がいつ初めて飛ぶことになるのかドキドキしながら一生懸命勉強しています!!

そしてついに、、、!!

記念すべきロクイチで初フライトを達成した班が生まれました!!入学してから早1年色々ありました…..!ずっと一緒に頑張ってきた同期が飛んで行っているのを見て感動してしまいました!でもまだこれから先にも厳しい訓練が待っていると思います。66回生Ⅰ期全員で喰らい付いて、皆で宮崎本校へ帰ってきます。

最後に彼らに初フライトの感想をインタビューを最後に私はさよならとさせて戴きます。園田学生、仲村学生、尼寺学生です!どうぞ!

Q.ロクイチの中で記念すべき初めてフライトを達成できた3人ですが、実際に空を飛んでみた感想はどうでしたか?(辻次学生)

A.旅客機からは見えない景色に感動し、パイロットになりたいという気持ちを抱いたあの気持ちを思いだしました。(園田学生)

A.そうですね想像した以上に、素晴らしい世界でした。(仲村学生)

A.そうですね。初フライトはエンジン音を間近で聞いて、自分が操縦していることを実感しました。おおすごいと思いました。(尼寺学生)

これは並々ならぬ感想でした!次は副委員長の二人、梅野学生と小林学生です!それでは、お楽しみに!以上、辻次学生でした!

Written by 66I

7月 13th, 2020 at 7:28 pm

65回生Ⅱ期 FIRST SOLO

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65回生Ⅱ期の高橋学生です。

5月のGW明けに絶望と共に帯広監獄こと航大帯広分校に入寮してから早くも5ヶ月が経とうとしています。
入寮した頃は肌寒かったものの夏になると30度を超え、エアコンの無い寮内では地獄のような日々を過ごしていたのも束の間、今度は最低気温が一桁になりつつあります。
あと2ヶ月もすれば一面真っ白になりそうです。

さて、我々の過ごす帯広分校。
最寄りのコンビニまで車で15分、帯広の街まで30分弱と中々に辺鄙な場所にあります。
外界の誘惑を断ち切ってフライトに専念できる、なんとも素晴らしい環境です。つれえっす。
宮崎の本校では最寄りのコンビニまで歩いて10分もかからなかったんだけども。

そろそろ本題に入りますと、65回生Ⅱ期一同FIRST SOLO FLIGHTを達成することが出来ました!!
初フライトは5月末だったのに、気づけばもう10月です。
夏は海霧の影響で飛べる日が少なかったのですが、最近は晴れの日が続き毎日がフライト日和です。
ブログの更新もせず、いつの間にか他空港へのNAVも始まっていたりします。

FIRST SOLOというのは文字通り、初めて自分一人で操縦しましたよーってやつです。
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帯広フライト課程が始まってから20時間ほど飛び、審査を実施後に行われます。
空港の周りを一周して帰ってきます。
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(↑両方SOLOの機体)
そして、FIRST SOLOを終えるとウイングマークが貰えます。

ウイングマークを貰うと何が変わるかっていうと、特に何も変わらないんですが見た目がカッコいいので胸に付けてます。
ちなみに教官から手渡されますが、実は自腹で購入してます。
間違って洗濯機にかけた暁には原型を留めず、布のような何かに変貌します。
先輩から散々注意するように言われていたにも関わらず、貰って1週間で既にウイングマークを破壊した学生が1名。
あ

特に変わったこともないので、我々のフライト訓練について柴山学生から。
ご存知のとおり(?)我々65回生から1回期あたりの人数が27名となりました。
フライト訓練では1班あたり3名の班が編成され、各班に1人ずつ担当教官がつき日々の訓練を行います。
訓練の雰囲気は班ごとに様々ですが訓練内容は同じで、大きく分けて4種類あります。
離着陸、空中操作、航法、基本計器飛行です。

帯広に入るとまずは離着陸の訓練を行います。
離陸後滑走路を中心として周囲を周り、同じ滑走路に着陸することを繰り返す、いわゆるタッチアンドゴー訓練です。
航大生はTGL(TOUCH AND GO LANDING)とかタッチンとか言っている人もいます。
最初に鬼門となるのは着陸です。
慣れればいつも同じ着陸が出来るようになるのですがコツを掴むまでは苦労します。
枠の取り合いランキング第一位の課目です。枠の調整の話し合いがいつも白熱します。

順番が決まっているわけではないのですが、離着陸がある程度出来るようになると今度は空中操作訓練。
いわゆるエアワーク訓練を行います。
決められた課目(失速や急旋回、低速飛行等)をやります。
限られた空域のキープ、課目と課目の組み合わせなど、いかにうまく訓練を行うかを考えるところが結構難しい。
これも枠が取りにくい時は取りにくい。空港から近い訓練空域は特に人気でこれもTGL同様枠の調整がいつも白熱します。

航法は決められた地点に行くやつです。
いわゆるNAVIGATION、ナブと呼ばれます。
NAV LOGなるカンペ、ではなくどの経路でどの高度や進路で飛ぶかを書いてある計画書を見つつ、地図を見つつ、帯広空港周辺を飛び回ったり(LOCAL NAV)、他の空港に行って(生地航法)離着陸訓練をしたりします。
帯広課程では地文航法という地図で自分の位置を確認しながら計画のコース上を飛ぶ航法を習得します。
地図と実際の地形の判読が慣れるまで難しい。あとOn Courseで飛ぶことが今の課題。

最後の基本計器飛行はBIF(BASIC INSTRUMENT FLIGHT)は外景を見ずに計器のみを見てフライトを行うという、一見すると簡単そうな訓練ですが意外と難しい。
飛行機は計器を見て飛ばすイメージがあるかもしれませんが、我々の飛行方式では特に外の景色を見ながら飛ぶことが重要です。計器をメインで見て飛ばすのは仙台課程からみたいです。未知の世界ですね。
普段の訓練では外を見ながら機体の姿勢を安定させ、周囲の雲を避けつつ飛行しなければなりません。
そのため、普段は教官から計器じゃなくて外を見ろと言われるのです。それに外を見て飛ぶほうが意外と簡単なのです。
まあ、つまり外の景色が見えにくい時のために計器飛行を組み合わせて飛ぶことが出来るようにBIF訓練をします。

うん、とりあえず結構いろいろな課目の訓練を帯広では70時間ちょい行います。
この記事書いている今では何人かの同期が訓練時間20時間ほどのPHASE3、帯広の仕上げの課程に入っています。そろそろ口述の勉強を始めている同期もちらほらいるようです。
なんにせよ最後までみんなで頑張っていきたいですね!それでは、また~。
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Written by 学生

10月 23rd, 2019 at 9:19 am

63回生Ⅲ期 Back To Miyazaki

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またまた連投になってしまいましたが、お久しぶりです(^o^)/
63回生Ⅲ期の岩間学生です!
ブログばかり書いてる暇があったら勉強しろって?
のんのん、これも自分を高める鍛錬の一つなんですよ、たぶん。
でも、これを読んで航空大学校における生活や訓練の楽しさが伝わればね?
ほら、航空大学校を志望するパイロットの卵が増えるかもしれないし!笑

 

前置きはこのくらいにしておいて。
僕達63回生Ⅲ期は、帯広フライト課程を無事に修了し、宮崎フライト課程に突入しましたああああああああ!
これを記念し、テンションが上がった子がオリジナル?ロゴを作ってくれました!

 

3!

 

2!!

 

1!!!

どどーーーーーーーーーーーーん!!!!

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はい、かっこいい惚れちゃう。
きゃーきゃーきゃー!!!(黄色い歓声 サルの鳴き声
(なんか一人列を乱しているのは内緒)
これ、ステッカーにして同期全員フライトバッグに貼っているので、将来見かけた方は声をかけてください^^

 

さて、帯広の空では、ご存知の通りかっちょいい最新の訓練機SR22を乗りこなしていたわけですが、
なんと宮崎からは機体がBE36(通称ボナンザ)に変わります!
ちょびっとだけ古い機体に戻ります
まだ訓練生なのに機種移行とかイケメンなこと言っちゃいます笑

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※なんだかんだボナンザでテンションが上がってるの図(タイピンずれてるよ)

 

これから僕達はこのボナンザと共に『事業用操縦士』になることが当面の目標となってきます。
SR22は固定脚だったのに対し、ボナンザは引込脚。計器版も違う。装備も違う。機体特性も違う。
まずは、これらを中心としてボナンザに慣れる所から始めなくてはなりません。

楽な道のりではありませんが、先輩の力も借りつつ同期で一致団結すれば余裕だと思います。
嘘です、ギリギリセーフだと思います。

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ちゃんと毎日皆で一緒に勉強していますよ!!!(心なしか少し不安ですね笑)

今回は少し短いですが、次はまた2ヶ月後くらいにボナンザでソロフライトに出ていると思うので、
その時にしっかり更新していこうと思います!
秘蔵写真がGETできるかも??

ではでは!

Written by 学生

3月 20th, 2018 at 4:45 pm

Posted in 操縦訓練

63回生Ⅲ期 First Solo Flight 達成!!!

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呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!
はい、お久しぶりです、63回生Ⅲ期の岩間学生です(^o^)
あれ?今くしゃみをしましたよね?(古い)
もう季節はすっかり冬。私達の訓練している帯広は氷点下10℃とか当たり前なんですよ涙
さむ、、、

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笠井君は猫の様に雪の上を走り回り、自慢の豪腕で氷柱集めに勤しんでおりました笑

普通はこんな風に可愛らしく雪合戦とかしますよね、、、

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3人とも眼光鋭すぎ、、、、EMAなんか黒いし笑

 

もちろん他にも、牡蠣祭りに行ったり、スキーしたり、とうもろこし食べたり、クリスマスごっこしたり、、、
なんだかんだ北海道生活を満喫してます!!!

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やべ、今のところ遊んでしかない、、、、
でも本当のことだから、、、、
遊ぶことと食べることと寝ることしか頭にないから、、、、

 

いやいやいや、でもね、やっぱり僕達にとって1番楽しいことは、飛ぶことなんですよ!
♪この大空に~翼を広げ~飛んでいきたいよ~
朝起きたらまず全員で歌うのが日課になっているくらいですもん

そしてね、
そろそろ操縦に慣れてきた今日この頃、、、(本当は結構前)
僕達は全員、初めてたった一人で飛行機に乗り込み飛びたつ
First Solo Flightを達成したことをここにご報告いたします。
しっかりと覚えておいてください。
部屋の壁に刻んでおいてください。
毎朝唱えてください。

準備はできましたか?
では、各班、First Solo の感想を一言添えた、その雄姿をご覧ください。

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やはり、各班の色が出ていますね笑
※一部誤解を招きやすい表現となっているため、教官方は写真のみをお楽しみください。

 

あれ?なんか足りない、、、、
そうなんですよ、なんとあの『きゅーてぃーすまいるすまいるそうじゅうし』の3人だけ、写真を撮り忘れているんですよ。
可愛いからって本当にふざけていますよね。
最近オシャレに目覚めたらしいので、その様子を薄目でいいので見てあげてください。

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はい、かっこいい。

 

 

とまあ、こんな僕らですが、First Solo Flightの後もひーひー言いながらではありますが、なんとかやっていけております。
SR22の初代訓練生として、後世に恥じないよう、切磋琢磨して訓練に励んでいきたい所存であります。

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Written by 学生

12月 17th, 2017 at 6:48 pm

Posted in 操縦訓練

63回生Ⅲ期 フライト訓練開始!!!

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お久しぶりです!63回生Ⅲ期の岩間学生です。

 

現在僕達は、『最果ての地』 『 空への登竜門 』 帯広にてフライト訓練を開始したところです!
宮崎座学課程を修了してから帯広フライト課程が始まるまで、数ヶ月の自宅待機期間がありました。
各々、予習復習勉強イメージフライト漬けの日々を送っていたことでしょう。
(当たり前のことなので、敢えて問わないこととします)

飛行機は『勘ではなく理論で飛ばす』 という偉人からの言い伝えがあるように、操縦の一つ一つに根拠が求められてきます。
何故パワーを足したのか?何故ラダーペダルを踏んだのか?何故速度を維持しなければならないのか?
実際に操縦する以上、命に関わる問題であるため、毎日同期全員で必死に勉強しています。

 

でもでもでもでも!いざフライトとなると、勉強が大変でもテンションMAAAAAAAAAAAAAXになりますよね!

だって、飛ぶために入学したんですもん!

しかも!さらに!!なんと!!!僕達から新しい訓練機が導入されたんです!

その名も、、、SR22どーん!!!

(巷ではSuper Rare 22号が語源という噂もあったりなかったり)

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このSR22に乗り、学生の意思に関わらず教官方がくじ引きで決めた(諸説あり)2~3名から構成される班を組んで毎日フライト訓練に励んでいます。
教官方が学生の様々な特徴を吟味して編成してくださっています。本当にありがとうございます。

 

では、今回はそんな運命的な出会いをし、訓練を共にしている班を紹介していこうと思います!
各班それぞれの特徴が色濃く出ており、同期内では班にニックネームをつけて呼んでいるんですよ。

 

呼んでいる気がします。

 

気がしま、、、、

 

 

とりあえず、いってみましょう!笑

A-1班 (通称:ずっこけ3人組)

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【班員】
ゆ~ひ、えがちゃん、でらちゃん

【特徴】
毎回のフライトで何かしら一回はずっこけ続けている。
自覚はないが、良くも悪くもお調子者集団。
お互いの弱点を把握し、助け合って何とか生き延びている。(←大切)

 

A-2班 (通称:漢気番長)

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【班員】
えんどぅ、たけしょー

【特徴】
回期の覇権を掌握している。
なんでも奢ってくれる。しかも1番高いやつ。
自分達がどんなに忙しくても、同期内に生まれた疑問の解決を積極的に助けてくれる。

 

A-3班 (通称:飛行戦隊 パイロッター)

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【隊員】
すけさん、EMA、こうき!

【特徴】
まだ自力では飛べないが、いつの日か飛行機を使わずとも大空を飛ぶ日が来ると予言されている。
困っている人を探すために常にキョロキョロし、落ち着きがない。
チームとしての団結力はピカイチで、愛と勇気の塊。

 

B-1班 (通称:話が長い人達)

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【班員】
さとぅ、TUTUi、まっす~

【特徴】
豊富な知識を駆使して森羅万象を延々と語る能力を持つ。
自分が話せない時間が長いと露骨に不機嫌になる。
GOD率いるこの方々に疑問を投げかければ、大抵の事は解決する。

 

B-2班 (通称:Physical Mental Stoic)

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【班員】
まさる、笠井くん

【特徴】
毎日の筋トレとヨガにより、肉体と精神の統一を図っている。
脳が鍛え上げられすぎて、特異な恋愛観を持っている。(我々は個性を尊重しています)
固い意志によるルーティーンで同期を引っ張り、一切の妥協を許してくれない。

 

B-3班 (通称:きゅーてぃーすまいるすまいるそうじゅうし)

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【班員】
わっき~、さいとん、Mr.まってぃ

【特徴】
3人でよく女子会を開いている疑惑浮上中。
嫌な事があったら、とりあえずこの人たちの笑顔を見に行く。
息がぴったりで、とにかく穏やかに物事を運ぶことが出来る。

 

 

以上6班、こんなユニークな班で日々の訓練に精進している次第であります。
大切な事は色々ありますが、航大生活を楽しむことが1番!(のはず)
毎週金曜日は必ず同期全員で仲良く飲み会してるもんね~

 

次回は皆様にフライト訓練の経過報告を出来たらと思います。
(ちゃんとパイロットっぽい写真を撮ってきますorz)

まずはソロフライトに出られるようにフライトの基本を身につけていきたいところ!
教官方をぎゃふんと言わせられるよう皆で頑張っていこ!!!(^o^)/

Written by 学生

9月 9th, 2017 at 9:37 pm

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夜間飛行訓練中です!

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こんにちは。62回生Ⅰ期、三浦学生です。

私達、62回生Ⅰ期のフライト訓練が始まってから3か月が経ちました。
十勝平野では最低気温がプラスになる日が多くなり、雪がほとんど解けて上空からの見え方がガラリと変わってきました。

さて、先週から私達は夜間飛行の訓練を行っています。夜間飛行では日中に見えていた防風林や川などの物標がほとんど見えず、街や幹線道路の灯り、そして計器も活用して自分の位置や針路を確認しながら飛行します。今まで見ていた物が見えなくなることで、戸惑うと同時に普段の日中のフライトでどれだけ外の見え方に頼っているかを実感しました。

またこのように地面や水平線が見えない状況では、錯覚が起こりやすくなります。実際に私も、計器では水平を指しているのに、飛行機が傾いているような感覚に陥りました。この時はすぐに治りましたが、夜間飛行の怖さを感じる体験で、ある意味良い経験であったと思います。

そして、夜間飛行と言えば……、夜景です。
上空に上がると遠くの街灯りも良く見えます。もちろん訓練なので気は抜けませんが、後席にいる間に見た帯広の街や滑走路のアプローチライトは本当に美しく、この道に進んで良かったと思ったフライトでした。

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夜間飛行では反射材付きのジャケットを着て行きます。

Written by 学生

5月 1st, 2016 at 12:12 pm

Posted in 操縦訓練