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[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜仙台編〜
みなさんこんにちは‼︎
立つ時に「よっこいしょういち」って言ってしまうくらい老いを感じる、68-Ⅲの阿部学生です。
入学してから4回目の誕生日を迎えた人が出始めているので、当たり前でしょうか?アラサーが見えてきました…
というのは置いておいて、お待たせいたしました‼︎
宮崎、帯広と開催してきた学校探検ツアーの最終章です。今までのはこちらをご覧ください。
(ひじょ〜に長いので時間がある時にでも)
[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜宮崎編〜 その1 at きっと空へいく
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 航空大学校探検ツアー 〜帯広編〜 その1 at きっと空へいく
さっそく航空大学校仙台分校を探検していきましょう‼︎
もう少しで68-Ⅳの方々も宮崎でプロパイロットになって入校ですね。入校した時に迷子にならないように、きっちりと校内を予習してくださいね。
門の前にやってきました。ここへは仙台空港から2km、JR東北本線の館腰駅から4km歩いてきましたかね…?
みなさんがいま立っているのが、航空大学校用の入口です。


航空大学校用って⁈
というのも航空大学校がある敷地内には、JAMCO・航空保安大学校岩沼研修センター・海上保安庁第二管区海上保安本部仙台航空基地・電子航法研究所岩沼分室・小型機用エプロン・燃料給油のパシフィック等があり、それぞれの施設に面した門が複数あります。
ここがまず入校した時に迷うポイント、要注意です‼︎
買い物帰りに車でボーっと走っていたら通り過ぎちゃってUターンなんて恥ずかしいですよ…
しかも航空大学校の門は22時から6時前まで閉まっているので、仙台空港から夜にのんびり歩いて帰ってくると門が閉まっていて、余計に1km弱歩くハメになったり…
航空大学校と言えばここという感じなので、私たちもここで集合写真を撮りました。

航空大学校の門分からないよ〜っていう方は写真に写っている、赤いレーダーを目標にしてくると分かりやすいですよ。
敷地に入る前にずいぶん長く語ってしまいました…
ここで「次回へ続く」となるところでした…
では校内へ入っていきましょう‼︎

入ると左にも建物がありますが、ここは航空保安大学校のテリトリーです。迂闊に入るとレーダーで捕捉されます。(な訳ないです…)
航大は基本的に門より右側となっております。

目の前にある細長い建物が、本庁舎です。教官室や授業を受ける教室、シミュレータ室(FTDルーム)などがあり、毎日と言っていいほど通う建物です。
おっと、今は某航空会社の面接が行われているようです… 邪魔してはいけないので、庁舎内は後ほど入ってみましょう。
手前を右に曲がって、本庁舎と赤いレーダーの間の道を進んでいくと、ものすごく広い敷地が見えてきました。


一部は学生の駐車場となっていますが、あと数週間後には私たち8-Ⅲ主催で〇〇○○畑になるらしいですよ‼︎まだ情報解禁前ですが、読者のみなさまにはヒントを‼︎ 春我部が舞台の某アニメのキャラクターです。
どうやら3000苗作るとか…



どんどん進んでいくと、また建物が見えてきました。
ここが我々の住処である学生寮です。2階建てで、2回期が2人1部屋で住んでいます。帯広の学生寮には敵いませんが、宮崎よりは綺麗だと思います。(あくまで個人の感想です)
では入っていきましょう‼︎


あっ、危ない‼︎ 入ってすぐに段差があります。入寮半月で、何度コケかけたことか… 気をつけてください‼︎ 決して、私がドン臭いからではありません‼︎ 全てこの段差が悪いのです‼︎

左には洗濯室や炊事場兼洗面所があります。



航大の学生寮あるあるですが、電気代節約のため廊下を減灯をしており、廊下はいつも薄暗いです。

少しでも明るくするために、廊下を叫びながら走っている学生もいます。(ごく一部)
踊り場には、某教官が持ってこられた、熱帯魚がいます。みんな積極的に立候補して、生きもの係をやっています。

まっすぐ行くと先輩期の部屋、左には2階への階段が、右に行くとお風呂と食堂があります。
先に右に行ってみましょう。

両方窓なのですが、なぜか夜は真っ暗… 深夜に窓の外を見てはいけません。何かが見えてしまいます…

下を向いて歩いていくと… ありましたお風呂です。

2回期しかいないので小さめです。8人がやっとでしょうか?体育の後は大混雑です。
その隣には食堂ですね。

朝は6:30から、夜は18:45が最終です。朝は眠すぎて目を瞑ったまま食べている8-Ⅲも多いです…

ではおどり場に戻って、私たちの住んでいる2階に行ってみましょう‼︎



まぁなんということでしょう‼︎ 廊下に靴が散乱してます… 嵐の後でしょうか?

靴以外にもサーフボードやスケボーまで… 通れるのは1人がやっと…朝は時間がないのでフライトバッグを引っ張って駆け抜けます。バッグが靴に引っかかってさらに散乱します…
これを読んでいるハチサンよ、8-Ⅳがくる前に綺麗にしておくのだ‼︎
では部屋の中はどうなっているのでしょう? そぉ〜っと覗いてみましょう。(中の人は気づかれずに背後を奪うのが得意です)


バレちゃいましたね… では学生寮はこの辺にして、次へいってみましょう‼︎
学生寮の横には体育館があります。

仙台課程になっても週に1回は体育があって、フットサルとバスケとバレーボールをみっちり2時間やります。翌日は筋肉痛です…
ではそろそろ面接も終わったようですし、本庁舎へ行ってみましょう。

こちらが通用口で、学生は基本ここから出入りします。

入ると長い廊下がありまして、突き当たりが会議室で、基本的に授業はここで行います。
左に行くとシミュレータ室となっています。

宮崎や帯広のシミュレータよりも本格的で、まるでエアラインのようです。シミュレータ自体は動きませんが、エアコンをオンにすると実際に風が出たり本格的です。

2階は総務課や教官室があります。しかし、ただならぬオーラを感じるので、写真は無しで…
そんなことをしていると、外からブ〜ンと音がしてきました。そろそろ訓練の始まる時間のようです。

宮崎のように運管室があります。横のフェンスからは我らの訓練機、BE58バロンが見えますね‼︎ プロペラは2つありますが、SR22シーラスとそんなに大きさは変わりません。

1階はブリーフィングルーム、2階は運航管理の方がいらっしゃる部屋となっています。

そしてその上にはタワーもあります‼︎ 登ると景色は爽快で、あんな飛行機やこんな飛行機が見られます‼︎あまりにも丸見えなので、写真は航大機だけにしておきますね。
というのも、JAMCOで整備中の陸海空自衛隊機や、駐機場では個人所有の小型機、そして水産庁や国土地理院の機体まで様々な機体が駐機されています。お気に入りの写真が多すぎて、選びきれませんでした…
仙台はこじんまりとしているので、実はこれで全部の建物まわっちゃったんです‼︎
最後に格納庫でも覗いてみましょうか?

やっぱり航大生は飛行機と撮らなくちゃということで、ここでも集合写真を撮ってます‼︎

仙台分校ツアーはいかがだったでしょうか?
なんだかんだで今回もすごい分量になってしまいました… ここまで読んだあなたは明日にでも仙台分校で生きていけると思います‼︎
先日、列車の車窓からN182WTという飛行機が駐機されているのが見えました。

その数日後には航大の横のスポットにしばらく駐機されるというサプライズが‼︎
見たとおりプロペラが1つしかない、いわゆる単発機ですが、なんと19歳の少年がソロでアメリカを出発し、ヨーロッパやアフリカ、ドバイなどを経由して仙台の地にやってきたようです。途中では様々なトラブルに見舞われたりして、飛行しながらエンジンの再始動まで行ったようです‼︎
宮崎までは当たり前だったのですが、1つしかないエンジンが止まるともはや滑空して不時着しかできません。そんな飛行機で世界一周って本当にすごいと思います…
無事に整備も終わり釧路へ飛び立っていき、最終的には南極大陸に行くようです‼︎ 無事の成功を祈っています。
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] Ordinary days
私たちハチサンが出会ったあの日からどれほどの日々が経っただろう。
2022年1月6日、それは、ひなたの国・宮崎に相応しい、よく晴れた日だった。
右も左も知らない私たち27人は、コロナ禍ということで同期3人一部屋で集団生活を始めた。
年齢も出身も性格もバラバラながらも協力しつつ、手探りで”回期”という1つのチームを作り上げていった。
寝ても覚めても同期がいる生活、どこか非日常で特別なこと、まるで修学旅行の旅館の大広間でのワイワイのようだった。
あの日からいよいよ1200日が経過する今、この集団生活は日常の一部、いや全部であり、26人兄弟で1つの大きな部屋に住んでいるようだ。
「アレね」といえばすべてが伝わる、いや何も言わなくてもすべてが伝わっているのだろう。
各課程開始と修了時に毎回2時間近くかけて撮りまくっていた集合写真も、この仙台課程入寮時には撮らなかった。
それくらい、どんな日々も日常で、永遠に続くとさえ思っていた。
でも気付けば、パイロットのタマゴから、ライセンスを持ったプロパイロットのヒヨコくらいに成長していて、いよいよエアラインへの就職活動も始まっていた。
あと4か月もすれば各エアラインへ進み、中々26人全員で会えなくなってしまうのだろうか…
正直、そんな未来をまだ思い浮かべられていない。
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とまぁ綴りながら、最後にブログを書いてからどれほどの日々が経ったのかと調べて驚愕した、68-Ⅲの阿部です。
正直半年くらいかなって思ってたんですよ… 300日は経ってましたね…
日常ってとてもおそろしいですね~
まぁ宮崎・そして仙台がとても忙しかったんですよ、多分…
先ほども綴りましたが、各課程の最初と最後は集合写真を撮っていたのですが、ここ仙台課程では宮崎を退寮してから1週間くらいで入寮して、すぐから座学の授業が始まったこともあって、集合写真を撮っていないんですよ…
仕方がないので、宮崎フライト課程ラストで撮った集合写真を載せておきますね!

宮崎座学の最初と最後、そして宮崎フライトの最初の写真はこの記事で紹介しています‼
入学時から並び順まで同じなので、26人の老化と疲労具合をご覧ください(笑)
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] Fly High
事業用操縦士というライセンスを取得した私たちですが、エアラインに就職するためにはまだまだ資格が足りないぞ‼ ということで仙台では主に2つの資格を取得するために頑張っています。
1つ目が多発のライセンスです。
今まで飛ばしていたSR22は1つのエンジンと1つのプロペラしかなかったので、事業用操縦士でも限定事項として1つのエンジンの飛行機しか飛ばすことができません。
しかしエアラインでは2つないし4つのエンジンがある飛行機を飛ばすので、2つ以上のエンジンの飛行機を飛ばせるラインセンスが必要です。(型式限定が必要ないわゆる旅客機はまた別の資格が必要だったり…)
1つのエンジンだと1つが停止したら滑空して不時着する必要がありますが、2つあれば1つ停止しても、もう1つのエンジンで空港まで戻ることができます。(ただエンジンが両翼についているので左右のヨーイングを止めるために相当の脚力が必要です…)
このようにコンセプトからして新しいものになっています。

2つ目が計器のライセンスです。
今までは有視界飛行ということで、雲から離れたり、視界の良い日しかフライトをできませんでした。
しかしエアラインで、今日は曇ってるので欠航ってなったら困りますよね…
そこで必要なのが、雲の中でも管制官の指示に従って、様々な航空援助施設を使用しながら飛行できるライセンスです。これさえあれば、最低限の条件はありますが、ほとんどの日にフライトをすることができます。
今のハチサンは1つ目の多発課程の終盤に差し掛かっていて、早い人は審査が始まるというハラハラな状況です。
ちなみに多発課程は18時間半、計器課程は30時間半しかなく(一部個人差があります)、1回のフライトで2時間近く飛ぶことも多いので、十数回のフライトで新しい飛行機をマスターしなくてはならないので中々にハードです。
また各エアラインの説明会が東京で行われるので、週末は2週に1度のペースで東京に行きます。(東京在住でないとコストがかかるので、後輩はきちんとお金を残しておきましょう!)
私たちはクルマに相乗りして割り勘をしています‼︎

とまぁ色々と書きたいことがありますが、久しぶりなのでこの辺にしておきましょう。
次回は新しいキャンパスということで、各課程恒例の校内見学ツアー やっていきたいと思います。
何それ⁈という、ご新規様はこちらをご覧ください‼︎
[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜宮崎編〜 その1
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 航空大学校探検ツアー 〜帯広編〜 その1
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欲を言えばキリがないけど
どんな言葉で伝えようとも、足りないくらい
この当たり前の日常が愛おしい
暗がり迷っていた日々も、太刀打ちできない日々も、導けなかった希望も、報われなかった昨日も
同期が君でいられるように、そこに光がさすように
どんな時も傍らにいよう
卒業、いやパイロットをやめる日まで、この同期の手をずっと離さない
(一部、個人的な仙台課程テーマソング miletさん Ordinary daysより)
【8-Ⅲ🐝🐝🐝宮崎1stフライトまで1週間】
OB会までブログの投稿を待てなかった委員長です🔥
来週月曜からのフライトに向け、今はフライトシミュレーターでの訓練を行なっています✈️

シミュレーターだからできる緊急時の不時着の訓練や各種電気系統のトラブル、離陸の為の滑走時の急ブレーキなどシチュエーションは様々🌀

訓練生になって関心が高まったからかもしれませんが最近飛行機のトラブルや事故多い気がします。。。💦
先月は新千歳で無線機器の故障が起きてライトガンでの着陸がありました🔦
無線が壊れて管制官からの『clear to land』の指示が出せない時に赤、緑、白のライトで指示を出せるのがライトガンです。
帯広でも1度練習のために管制官にライトの点灯をリクエストしました🟢

一生に一度あるかないかのトラブルではありますが、そのトラブルが明日起こってもいいように訓練を頑張っている最中です💪
毎日のミーティングはトラブルの状況や対処、勉強などなど話していると1時間過ぎることもしばしば⏳
帯広より確実にミーティングの質や量が向上しています⇧


さて、先日座学生の70-2と一緒に寮のお風呂の大掃除をしました🧹
提案したのは68-Ⅲ🐝屈指の方言talkerの学生
チャットの文章もコテコテの北九州訛りで内容が理解出来ないことも、、、
翻訳すると「汚れがひどくなる夏に向けて皆んなで掃除をしよう」とのこと🦠




その学生中心にハチサン🐝の有志と70-2とで風呂の大清掃。長年積み重なった汚れが綺麗になりました✨✨
先輩回期からも綺麗になった風呂場を喜んでいただけました👏
座学生も毎日風呂掃除ありがとうございます🙇♂️
[68-Ⅲ🐝🐝🐝]えっ⁈ 帯広課程終わってる⁈
ブログが見れなくて禁断症状が出ていた皆さま、大変ご無沙汰しておりました。
最近ヘリコプターも操縦したくなっている、68-Ⅲの阿部学生です。
えっ⁈ 更新が少なすぎて覚えていないって⁈
しばらくの間、航大ブログがメンテナンス中ということで、更新をできてませんでしたが(メンテナンス前からだろっ‼︎ というお叱りを受けそうですが…💦)、無事に直ったようなので、遅ればせながら筆を取らさせていただきます。
今回も情報量無限大の記事を書きますので許してくださ〜い‼︎
遡ること1ヶ月、10/26に私たち26人全員が帯広課程移行科目進度審査(通称:ファイナルチェック)の実技試験を無事終えました。
なんと、1人も再審査となることなく終えることができました‼︎


そもそも帯広課程で試験って何やるんじゃ〜? っていうところから始めていきましょう。
帯広フライト課程では半年かけて50時間(色々あったらMax60時間まで)のフライトを行うのですが、前半25時間がphaseⅠ、後半25時間がphaseⅡとなっています。
その中でphaseⅠからⅡになる時に初度科目進度審査(通称:プリソロチェック)、帯広課程が終わった時にファイナルチェックを受けます。
それぞれの審査は審査官という資格を持っている、担当教官以外の教官と同乗して行うのですが、この審査を受ける前に、担当教官から試験を受ける技量があるというオッケーを貰う、技量認定という試験の前の試験もあります…
試験だらけじゃん… って思わないでくださいね。パイロットは引退するまで永遠に試験だらけらしいので…
それぞれのチェックを見ていきましょう。
プリソロチェックは名前の通りソロフライトをする前の試験で、1人で空港の場周(周り)を1周する能力があるかどうかを見極められます。
離陸前の準備から1人でやり、離陸後に場周を1周すると接地する寸前で「ゴーアラウンド」とコールされ、もう1周して着陸します。わずか20分程度のフライトですが、かなり緊張します。
この試験に合格しないと1人で操縦することはできません。
ちなみに実技試験以外にも筆記試験もあります。
プリソロチェックが終わると晴れてファーストソロフライトです。
離陸して場周1周して終わりなのですが、こういう時に限って色々起こるものです。いつもは班員含め4人搭乗していますが、ソロでは1人なので重心バランスや加速感が異なるため、いつもとエネルギーコントロールが異なります。まずそれが難しい…
そして頼れる人が一切いないので、まぁ不安になるんです。管制やったかな?、FLAP降ろしたかな?、前と近すぎたかな?、センター降りれるかな?気になったら終わりの始まりです…
詳しくはヒミツですが、色々キモを冷やし、管制官に応援されながらも一生忘れないファーストソロでした…

ちなみに管制との交信での自機のコールサインは「JA010C First solo」と付け、ある程度セパレーションをとった管制をしてもらえたり、着陸後拍手を受けたりします。(誰かは2ndソロで1stソロと言ってしまい2度目の拍手をもらっていました…)
そして気がつくとフライト残時間が5時間となりファイナルチェックがやってきます。
ファイナルチェックも2部構成になっておりまして、まず審査官と口述審査を行います。航空機システム、航空法、航空生理、航空図、範囲は無限大で、雑学王選手権のようです。
そこでオッケーを貰うと担当教官とフライトの最終仕上げを行った後、最後で最強の壁、実技試験です。
実技試験は今までやって来たこと、エアワーク(空中操作)、計器飛行、ゴーアラウンド、野外航法を2日間かけてツメられます。野外航法は1時間前にルートを教えられ、そこから地図やイメフラ、ログと言われる計画表を目にも止まらぬ早さで作り上げます。
これを無事終えてやっと帯広課程は終わったのです。
自家用操縦士相当の技量が帯広課程で身についているはずです…
半年間いろいろありました。
帯広空港以外の空港に冒険をしに行きました。中段だったのでいつもと同じようにタッチアンドゴーをしただけでした。

飛んでいたら天候が急変して、降りたら竜巻ができていました。

ファーストソロのお祝いで水をかけました。

滑走路でエアライン機に手を振ったら、パイロットが振り返してくれて恋をしました。

夜間飛行でいつもと同じ感じで飛んだら、経路がハチャメチャになりました。

フライト課程で何をするかは、いずれブログにできたらと思います。
ネタはいっぱいあるので気がついたら更新しているかもしれませんよ…
なんだかんだで終わりました。ハンパなく辛かったはずですが、終われば楽勝CACです。
さらば帯広CAC、また会う日まで。


どんなにつらくても、やまない雨はない。やんだ後には素晴らしい虹がかかる。この彩りを見るために、僕たちは一所懸命に、一心不乱に頑張っているのかもしれない。

[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 航空大学校探検ツアー 〜帯広編〜 その2
みなさん、こんにちは‼︎
半日かけてシャツ・シーツ・タオルなどを大量に洗濯したのに、強風で竿ごと倒れて全滅した、阿部学生です。
今は窓全開&サーキュレーターで部屋干しをしています…
航空大学校探検ツアー 帯広編、学生寮エリアに入った所で終わっていましたね。
さて今回は残りのエリアを紹介していきたいと思います。
やってまいりました、ここは学生寮2階の調理室ですね。

今日も料理をしている人がいますね〜
何を作っているのでしょう?



話が脱線いたしました、それでは見学を続けていきましょう。
調理室の横にも道があり、そこを辿っていくと…

浴室があります。2回期約50人しかいないので少し小さめですが、綺麗で使い勝手が良いです。
ちなみにお風呂のお湯はフライトのある日の前日は必ず入れることになっていて、翌日のフライトに向けて英気を養う場になっています。
この脇にはシャワー室もあり、フライトの準備があって、ゆっくりしている時間が無い‼︎という人はこっちを使っています。

また洗濯室も併設されていて、緊張でビショビショになった制服などを洗濯します。

さて調理室まで戻り、反対側へ向かうと長い廊下があり、ずら〜っと生活部屋が並んでいます。

部屋は2階が先輩の8-Ⅱさん、1階が私たち8-Ⅲと別れています。
部屋の中は後ほど同期の部屋に入ってみましょう。
そのまま廊下を進んでいくとあるのが、娯楽室です。

この部屋ではみんなで週末にワイワイと飲み会やゲーム大会もしますが、主に使うのが毎晩の『エリア決め』です。
エリア決めとは、翌日のフライトで使うための訓練エリア(※1)や、touch and goの枠(※2)を各班に割り当てるイベントで、やりたい訓練科目をやるために、エリアやtouch and goの枠をかけて血みどろの闘いをします。
※1:空港周辺にはHK2-◯エリアという訓練エリアが複数設定されていて、姿勢や高度を頻繁に変化させる飛行をできる機体は安全のために、各エリア1機と決まっています。
どのエリアを取るかは、①エリアの上限・下限高度、②定期便の離着陸に合わせて待避が必要かどうか、③空港から近いかどうか、④地形や風向きによって揺れたり雲ができたりしそうか、⑤訓練に使える物標があるかどうか、など様々な事を考えています。
※2:touch and goとは離陸後、空港周辺を1周して着陸&離陸を繰り返すもので、約7〜8分に1回離着陸を行います。そのため多数の機体が飛ぶと空港周辺が大混雑してしまうため、同時にできるのは3機までと決まっています。
勝敗の付け方はただ一つ‼︎、3つのサイコロです。
3つのサイコロの出目の合計が1番多い班から好きな場所を選べます。
この闘いに負けると訓練が進まなかったり、訓練ができたとしてもすごい気流の悪い中で訓練することになります…
とまぁ、私たちの班はサイコロ運がないのでいい思い出はありませんが、この部屋の売りは他にあります‼︎
それは窓からの景色です。
私の部屋からも12秒で駆けつけられるので、飛行機好きの私は、珍しい機体が離着陸する際にダッシュで駆けつけます‼︎


この飛行機は国土交通省航空局の飛行検査機で航空保安施設などの検査をします

余談ですが、中の人は飛行検査が大好きで、宮崎座学時代もそうだったのですが、今も検査が始まるとフェンス沿いに駆けつけ、ワクワクしながら眺めています‼︎
我が航空大学校も国土交通省所管なので、このブログを読まれている関係者の皆さん、新型の検査機の見学実習をしたいです…笑
などと言いつつ、娯楽室から斜め下を見下ろすと食堂を一望できます。


食堂を出ると大きな交差点があり左右と前には部屋が広がっています。
また近くにはアイロンスペースもあり、制服のシャツのアイロンがけをします。

お待たせいたしました‼︎ 8-Ⅲの部屋を覗いてみましょう‼︎

帯広は宮崎とは異なり2人部屋になっています。
部屋割りは同期が決めたのですが、それがまた上手すぎて気が合いすぎる人でペアになっています。



朝ドラと似ているでしょうか?
簡易的ですが机があるエリアとベッドがあるエリアが仕切られています。
私達、ハチサンのB部隊:12人がこの通称 “カンゴク” と呼ばれる小さい陸の孤島に辿り着いてから何日が過ぎただろうか?
狭いエリアながらも、私達は、『食事を作り、洗濯をし、明日も朝が来ることを信じてベットへ入る』というルーティーンを確立し、平穏な生活を手に入れつつあった。
夜には薄暗い中でも月明かりを頼りに水場にも行けるし、もうどこにいたとしても迷うことはなかった。
12人誰もが、この孤島のあらゆることを知り尽くしたと信じてやまなかったし、1人たりともそれに異を唱える者はいなかった。
また先発隊のA部隊やハチニーサンの各部隊も同じことを考えていた…
あの時までは……
島をのんびりと歩いていた時のことだった、背後から驚きとも歓声とも異なる叫び声が聞こえた。
声のした方に駆け寄ってみると、同じ隊のタイセイが腰を抜かした状態で奥を指さしている。
叫び声は島中に聞こえたのだろう、各自思い思いのことをしていたはずだが、まもなくパラパラと集まってきた。
『これを見てくれ…、謎の扉があるぞ…』タイセイは震える声で言った。
恐る恐る、指をさした方をみると、晴れているはずなのにそこだけ妙に薄暗く、奥には大きな扉があった。取っ手には太い文字で “徴罰房”と書かれた札がぶら下がっている。

『昨日まで、ここに扉なんてあったか?』『懲罰房ってどういうことだ?』『何か知ってるやつ、いるか?』
みな口々に疑問文を並べるのだが、誰一人この扉について知っている者はいなかった。
好奇心旺盛なタクヤが扉に近づいて覗いてみたが、中の様子を窺い知ることはできなかった…
『とりあえず作戦を立てよう』
リーダーシップのあるリョウマの一言で皆、我に返り後ろ髪を引かれながらも撤退した。
人間とは実に愚かな生き物だ。一度気になってしまうと、もうそのことしか考えることができない…
“知らぬが仏” とはよく言ったものだ。
翌日は朝から緊急の会合が開かれた。
誰が中を探るのかという内容であったが、誰も手を挙げない。
となると流れは既に決まっている、渉外担当の私の流れだ。
元々部隊で広報活動をやっていた事もあり、渉外も任されている。
『頼んだで‼︎』
調子がいいソウタの一言で確定だ。
難航すると思われていた、扉の奥とのやりとりであったが、昔からやっていたブログ “きっと空へいく” を通して意外にもすんなり話がついた。
どうやら、あの扉の奥にも別の世界が広がっていて、部屋があるらしい。
ただ我々のような男子は、あの扉を越えて1歩たりとも入ることはできない、それがこのカンゴクでの掟のようだ。
そのことを部隊の定例会で話すと、物好きなヒロシはかなりガッカリしていた。部隊の中で一番、中に入りたそうにしていたもんな…
『ガッガリするのはまだ早いぞ。私がそれで諦めると思うか〜?』
私はニヤリとしながら、隠し持っていた写真を並べた。
実は中の写真を入手していたのだった。


扉の向こうの世界は、洗濯機・乾燥機・洗面所・お風呂が1ヶ所にまとまっていて、こっちの世界よりも綺麗で快適そうだ…
我々は月明かりだけで水場に行っていたというのに…
“知らぬが仏” とはよく言ったものだ。
このように女子寮もあり、圧倒的に充実した設備で男女問わず過ごしやすい環境が整えられています。
紹介に協力して頂いた8-Ⅱさん、そして先輩方ありがとうございます。
では外に出てみましょう。

テニスコートなどもあり、今はスポーツはできませんがグラウンドの跡地もあります。
今は使えないグラウンドをなんで紹介するの?とお思いでしょう。
その理由はたった1つ、飛行機がすごく良く見えるからです‼︎

割と頻繁に駐機機体が変わるので、何度行っても新しい機体が見られ、個人的No.1癒しスポットです。
また奥には空港のエプロンも見られるので、旅客機もバッチリです‼︎

最後に紹介したいのが、グラウンドのそば、体育館の横にある農場、通称;航大農場です。

しばしば先輩方のブログにも登場したこの農場、私たちの中からも自給自足生活を目指し始めた勇者が‼︎


これから帯広も本格的な夏を迎えます。航大農場、定期的に見ていきましょう‼︎
2回に渡ってお届けした、航空大学校見学ツアー 帯広編 はいかがだったでしょうか?
寮での生活は朝ドラの中くらいでしか分からなかったと思うので、今後受験や入校をされる読者の参考になれば幸いです。
とにかく言えることはただ一つ、『住めば都』です。
次は何をお届けしようかなと思う今日この頃、この辺で失礼いたします。

私たちはまだまだパイロットへの道のりを歩み出したばかりだ。
フライトの全てが新鮮だし、教官はいとも簡単に操縦しているように見えるのに、自分でやってみると、やろうと思っているのに、面白いくらい何にもできない。
私たちは無力だ。
飛行機の上には分厚いどんよりとした雲が広がり、狭い狭い範囲を飛ぶだけでやっと…
雲の上には本当に青空が広がっているのだろうか? 私たちは雲を抜け、その青空とやらにたどり着けるのだろうか?
今の自分にはその上の未来が見えてこない…
でも僕らはその未来を信じて進み続けるしか道はない。決してくよくよして歩みを止めてはならないのだ。
分厚い雲にもいつか隙間ができる、明日の自分は今日の自分よりもきっと進んでいる、そう信じて今に全力を尽くそう。
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] B班 はじまりの速度
航大ブログの読者の皆さん、大変お待たせいたしました‼︎
航空大学校の公式SNSで紹介されたので、8-Ⅲブログを初めて見たという方もいらっしゃるでしょうか?
世界一ツウな(⁈)航大情報を発信する私がいるB班が、A班に遅れること2週間、いよいよ帯広にやってまいりました。
これからはフライト学生としてより深い航空についてのお話をできたらと思いますのでよろしくお願いします‼︎
さて私は入校当日の朝、航空機で帯広に着いたのですが、待機期間に勉強した地上目標を見つけようと血眼になって探したのは言うまでもありません…










読者の皆さんの瞳には、私たちの成長は映っていますでしょうか?
B班の12人は月曜日に帯広分校に入寮して、火〜金の4日間で、
⓪荷ほどき
①オリエンテーション
②FTD(フライトシミュレータ)実習×2回
③実機実習
④CRM(※1)の授業
⑤先輩からの各種フライトに関する業務(※2)の引き継ぎ
⑥先輩や同期A班のウェザーブリーフィングの見学(※3)
⑦健康面談
⑧フライトのための地図(※4)などへの必要情報の記入
というタイトなスケジュールをこなしました。
※1:Crew Resource Managementの略で安全な運航を保つためにコックピット内での全ての力を使うために、事故例などを用いてどうすれば良いのかなどを考える授業。宮崎座学課程から仙台フライト課程まで定期的にあります。
※2:日番と呼ばれ、当日の天気図やフライトスケジュール・航空情報を印刷したり、寮のお風呂を入れるなどの日替わりの業務を行います。
※3:航空法第73条の2及び航空法施行規則第164条の15にある、機長の出発前の確認事項の中に『当該航行に必要な気象情報』というものがあり、様々な天気図やMETAR(飛行場の天気の現状を示した文章)などを用いて、訓練の実施可否について説明をします。めっちゃ難しい。
※4:航空法第59条及び航空法施行規則144条の2において、航空機の機内において備えつけないもののうちに『飛行の区間、飛行の方式その他飛行の特性に応じて適切な航空図』という条文があります。帯広課程の初めでは空港周辺の限られた訓練エリアにおいて訓練するため、航空図ではなくグリッドマップという、訓練空域や安全に訓練できる標高、地上の地図が描かれたものを使用します。

なんだかんだで気がつけばもう最初の週末を迎え、週明けにはいよいよ初フライト‼︎ ということで、ウェザブリーフィングなどの準備・プロシージャの確認・訓練計画の作成と山のようなタスクがありもう何からやればいいか分かりません…
そしてたどり着いた答えが…
委員長のブログにもあったジンギスカン決起集会‼︎ そして寮では歓迎会‼︎(される側)
北海道の食を制して、北海道の空も制したいと思います‼︎



A班・B班みんなでワイワイたわいのない話をしていると、やっぱり8-Ⅲという存在は心の故郷のような気がします。
例え、はじまりの速度が違くても、どんなことがあろうとも、どこで何をしていようとも永遠に27人で8-Ⅲで、1人1人の心の中に8-Ⅲという故郷があるから、どんなに大変で辛いことでも頑張って乗り越えられる。
A班が当たり前のようにフライトをこなしていて、自分たちも同じようになれるのかと不安が溢れ眠れない夜でさえ不思議だね、楽になるんだ。
逆光で見えない未来に、傷ついたって擦りきれたって構わない、走っていくんだ‼︎
っと締めたいところですが、教官に8-Ⅲは遊んでばかりだなぁ〜と思われたら困るので、ちゃんと勉強してますというところを最後に載せておかなくては…(汗)
自作で色々なオリジナルグッズを作る私のユニークな勉強道具を最後に紹介します。


教官‼︎ ちゃんと待機期間も今も勉強しています‼︎(笑)
とまぁ、これでフライトも色んな意味で安心できそうなので今回はここまで…
委員長の更新スピードに追いつける気はしませんが、ぼちぼちと更新していきますのでお楽しみに〜

(一部、個人的な帯広課程テーマソング 三月のパンタシアさん はじまりの速度より)
[8-Ⅲ🐝🐝🐝] A班 入寮1日目
こんばんは!
10ヶ月の待機期間を経てついに本日帯広に入寮した68-Ⅲ 伊藤委員長です❗️
今朝は5時に起きて羽田から帯広空港に向かいました。✈️

なんとCAさんには航空大学校の学生であることを見破られていました!
この時期にフライトバックで帯広に行く人は目立つのかも知れないですね、、、

帯広上空から見える景色は一面の畑‼️

そしてランディング!
宮崎空港と違って、ターミナルと同じ側に航空大学校がありました。

着いて早々ですがいきなり!
明日はシミュレータ❗️
そして週明け月曜日からフライト‼️
初めてのシミュレータ、、、
それは待機期間に暗唱したであろうプロシージャ(20分ほどの呪文)を担当教官の前で披露する場だとか、、、
私A-1班の担当教官は回期主任の青木教官!
月曜日はいきなり着陸を経験させていただけるようです‼️?
8-1の先輩方も8-2さんもいい方たちばかりで寮生活は楽しくなりそうです。
寮の部屋の案内も今後していきます!
今日はプロシージャの確認をして明日に備えます!

[69-Ⅰ]こんな朝っぱらにホットケーキかよ
こんにちは、69-Ⅰのブログ担当2号です。
普段は写真を担当しますが1回くらいは文章を書いてみようと思ったので今日は私が投稿します。
69-Ⅰ・通称「きゅーいち」はMAX(年齢制限一杯で入学した人)9人、その1つ下9人という高齢社会にミニマム(最年少)4人が飛び込んでいるというなんとも極端な代ですが、年齢関係なく和気あいあいとやっております。
先日、朝にホットケーキを作ったので自炊のことでも書こうかなと思います。
寮の食事は平日は休前日の夕ごはん以外、朝昼夕3食ちゃんと出ます。
逆に言えば休前日の夕食と土休日は自分で調達することになります。
外食する人もいますが私を含め半数くらいは自炊します。
そこで今日は色んな人の色んなご飯を紹介します(順番は適当です)








他にも牛丼、焼きそば、冷やし中華、鍋などが登場したみたいです。
私は腕によりをかけて天ぷらを揚げたのですが、同室から「味はいいけど時間かかりすぎ」と怒られてしまいました。けど作ったものを「美味しい」って言ってくれる人がいるっていいですね。
そんなに本気出したくせに写真を撮り忘れるというオマケ付きです。
単価が1000円を割るのが自炊のいいところですね。生活力も向上します。
次回の更新もお楽しみに!
[69-I 初投稿] はじめまして!

(コロナ感染防止のためマスクを着用しています)
こんにちは!69回生 I期のブログ担当(コンピュータ委員)です!
大変長らくお待たせ致しました!
私たちは昨年度入学試験の合格発表を3月末に受け、I期生として先月中旬に入学しました。
宮崎という灼熱雷雨地獄初めての環境で、最初は戸惑いを隠しきれていませんでしたが、約3週間たった今はすっかり慣れ、皆思い思いに楽しく過ごしています!
肝心な学科の授業もオリエンテーションが終わり、教官の方々の特徴も分かって来ると共に、徐々に本格的な内容になってきてヒヤヒヤしています、、笑
ここ宮崎本校は唯一、私たち座学生と、帯広から帰ってきたフライト課程の先輩方と一緒に過ごします。
現在はコロナ感染防止のため、先輩方と接触する機会があまり多くないのですが、寮内でふとすれ違った際に胸のあたりで光るウイングマークはとてもかっこよく、早く空を飛びたい!!と思うばかりです。
フォーマルな形式は今日までにしておいて、次回以降は楽しく更新していきたいと思いますので、これからも宜しくお願いします!
[68-Ⅲ🐝🐝🐝] 少しはパイロットに近づけたかな?
読者の皆様、大変ご無沙汰しておりました。
日々の生活の忙しさのあまり、2週間くらい更新していないなぁ…って思ったら、3ヶ月も更新していなくて、自分自身が1番驚いている阿部学生です。
ちなみに今週1週間はテストが7科目もあり、みんなヒーヒー言いながら頑張っていました。
なお平均点が90点以上の科目も多く、1問間違えるだけで、終わります…?
さて1月に入学してから、早5ヶ月強、長かった地獄のような宮崎座学課程も全ての試験が終わり、あとは修了式の前の航空気象の授業を残すのみです。
この座学課程を終えると、1年強の待機期間を経た後、帯広空港へ行き、念願の航空機を操縦することになります。
思い返してみれば、1月6日、パイロットになりたいという共通の夢を持つ、全国から集まった27人は、慣れない寮生活、神様のようなフライト学生さんの存在感、色々すごかった入学式に圧倒され、不安に駆られていた。
その後も、当てられまくる航空英語、毎回テストがあった航空機システム、クセの強い航空力学など、専門的で応用的な授業を受ける中で、航大生活は今までの受験のような競争社会ではなく、お互い知ってることを共有し、悩み、議論し、共に立ち向かう共助社会であることを身をもって知った。
そして27人28脚で全力で走り抜けたこの5ヶ月、パイロットは夢ではなく、十分実現可能な目標であると感じられるようになった。
そして今、固い絆で結ばれた27人は、それぞれの故郷でパイロットになるための英気を養う。
では入学時の私たちと、今の成長した私たちを見比べてみましょう‼︎
それぞれ上の写真が入学時、下の写真が修了時の写真です。
また成長が分かりやすいように、全く同じ並びで写真を撮っています‼︎






いかがでしょうか?
少しは輝かしい先輩方のように、凛々しいパイロット訓練生に見えますでしょうか…?
こんな感じで、A359ってナニ?、管制聴いても呪文のようで全然分からない‼︎って言っていた私たちも、それっぽくなっています笑
しばらく8-Ⅲは航空大学校から離れますが、心は一つです‼︎
再び帯広の地で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
