Archive for 5月, 2025
【68-3🐝🐝🐝8-2さんと運動会】
多発課程を無事全員合格し計器課程に励んでいるハチサンの委員長です🌸

【多発課程合格記念写真】
先日ミーティングで同期からある提案が、、、
『先輩と運動会をしませんか⁉️』
そんな唐突に始まった運動会企画👀
パン食い競争🍞や騎馬戦🏇など様々な種目が提案された結果、、、
長縄 綱引き リレーの3種目を回期混合4チームで競うことに🪢
本格的な道具も準備していざ大会当日☀️
🟥🟡🟢🟦の4チームのハチマキをして選手宣誓、ラジオ体操から運動会が始まりました‼️


【入学式の学生代表挨拶を思い出させる選手宣誓】

まずは綱引き💪
それぞれ作戦やかけ声を決めて握力が無くなるまで戦います🔥

次は長縄🪢
最高チームは100回越えを記録👀

最後はリレー💨
最下位だったチームが後半の追い上げで優勝🏆

無事怪我なく最後の競技まで終えることができました㊗️
優勝は🟢組🎊
豪華景品を貰って記念写真。
最下位の🟡も仲良くやっていました💦





大会後は有志で回期対抗野球対決⚾️
結果ハチサンが勝ち🐝
ご褒美に先輩が夜はピザやマックを大量購入して寮で宴会を開いてくださいました🙇♂️


3年半間近にいた先輩が卒業するまであと少し
もっと先輩との思い出をたくさん作りたいなと思うハチサンなのでした🐝
“観葉植物ブーム”の真相に迫る【68-IV】
ここ航空大学校の寮生活には、数えきれない試練がある。フライトの入念な準備、早起き、過酷な訓練、次々に天に召されるエアコン、この世から女性が消えたかのような男女比率、気づけば我々の心は乾ききっていた。
先日、Twitterで「ストレス解消法10選!」という投稿を見かけ、その中に「植物と触れ合う」という文字を発見。そういえば最近、あちらこちらの部屋で緑を見かける。
もしかして観葉植物ブーム?
ということで今回は、観葉植物オーナーたちに突撃インタビューを行いました。
【No1. U学生】

🌵【Case 1】アガベ《メデジン》写真左
▶ 種類と出会い
徒長しきったアガベが、破格の900円で売られていた。通常価格の5〜6000円と比べると、あまりにも安く売られていた。
「…拾うしかないと思いました」
▶ 名前の由来
その名もメデジン。
凶悪な名前の品種「ライジン」に、麻薬カルテルで有名な、コロンビアの“あの街”をかけたらしい。
▶ 育て方のこだわり
水は最小限。なぜなら「過酷な環境を模したいから」。
ストイックなU学生は、植物にもストイックなようだ。
🌳【Case 2】ガジュマル《基隆(チーロン)》写真右

▶ 種類と出会い
アガベの成長が遅すぎる。
「もうちょっと変化が見たいな…」
そうしてお迎えされたのがガジュマル。
▶ 名前の由来
名付けて基隆(チーロン)。
熱帯のガジュマルの故郷に、台湾旅行の思い出を重ねた。
▶ 育て方のこだわり
「将来的には庭に植えたいんです」と、まさかの中長期的プランを掲げる。
さすがはU学生。フライトだけでなく観葉植物のプランニングも完璧です。
【No.2 S学生】

【Case 3】マリモ《マルモとポコマル》
▶種類と出会い
多肉でも観葉植物でもなく、マリモを選んだS学生。やはりこの男は一筋縄ではいかない。
▶ 名前
「マルモ」と「ポコマル」
▶ 育て方のこだわり
「マリモは暑さに弱いので…」
と語るその姿は、まるで研究者。
“徹底的に管理してます”という言葉と、床に散らばる謎の靴下。私は一体どちらを信じればいいのだろう。
【No.3 M学生】

【Case 4】ペリオニア《ハイドロ》
▶ 種類と出会い
選ばれし植物は ペリオニア。
「部屋に彩りがほしくて」と語るM学生。
▶ 名前と由来
その名はハイドロ。
「ハイドロカルチャーっていうらしいです。土じゃなくて水で育つやつです」
▶ こだわり・育て方
「自由にやってもらってます」とのこと。
ところが、いつも洗面所で葉に霧吹きで丁寧に水を吹きかける姿が目撃されている。
きっと将来、子どもにも「自主性を大切に」などと言いながら、毎朝水筒に氷まで入れてくれるタイプであろう。
【No4 H学生】

【Case 5】コーヒー《コヒ》
種類と出会い
「多分、コーヒーの木ですね。2階の洗面所で落ちてて……拾いました」
という異色の出会い。
▶ 名前と由来
名は「コヒ」
あくまで「コーヒーの木」から取ったシンプルネーミングだ。なお、正式な種類はいまだ不明。
▶ こだわり・育て方
育て方はスパルタそのもの。
「水? めっちゃ少ないです。1回でドバーッとやって、あとは放置です。」
「強く育ってほしいんで」と言うその顔は、まるで厳格な親のようだった。
【No 5 I 学生】

【Case 6】ヒメクチナシ《チー》
▶ 種類と出会い
選んだのは清楚系・ヒメクチナシ。
「部屋に癒しがほしくて」と、一輪の乙女を迎え入れた。
▶ 名前と由来
名前は「チー」。
ネーミングのシンプルさに、愛着がにじむ。
▶ こだわり・育て方
「日当たり強いと黄色なんねん。めっちゃデリケートやで」と関西弁で語るI学生。
【No 6 H学生】

【Case 7】深山霧島(ミヤマキリシマ)《フー》
▶ 出会い
年明けのポップアップ。
▶ 名前の由来
「深山(ミヤマ)」を「フカヤマ」と読み間違えて「フー」。
▶ 育成スタイル
「自由にさせてる」
と言いながらも二階の部屋ではなく、日光管理のためわざわざ部屋の外で育てる溺愛っぷりです。
【Case 8】ヒメスミレ《スー》
▶ 種類と出会い
鹿児島旅行で出会った小さなスミレ。鉢はなんと桜島の火山灰製。
▶ 名前
すみれの「スー」。
▶ 備考
I学生のチーと合わせて、チー、スー、フーの三姉妹だそうだ。

以上、航空大学校の観葉植物事情をお届けしました。
小さな緑は我々の寮生活に思いのほか癒しを与えてくれるようです。
次に咲くのは、審査の合格通知か、観葉植物の新芽か。
それではまた、次回の航大ブログでお会いしましょう✈🌱
【70-Ⅱ✌】ゼロニー全員1st SOLO達成🔥
こんにちは!ゼロニーブログ担当の木口学生です!
ここ数ヶ月の間我々ゼロニーが何をしていたかというと…
ブログのタイトルにある通り、「1st SOLO全員達成」に向け必死に訓練をしておりました💦
ということで今回は、航大生が帯広過程で迎える最初の試練「1st SOLO」についてのお話をお届けします!
まず1st SOLOはその名の通り、初めてSOLO(1人きり)でフライトをし無事に帰ってくる訓練です。具体的な経路は場周経路(空港の周りの四角く決まった経路)を1周するもので、飛行時間としては僅か7分ほどです。

これだけ聞くと簡単そうに思えるかもしれませんが、この7分間には離陸・上昇・巡航・旋回・降下・着陸とフライト技術の基礎が凝縮されており、かつ短時間でやらなければならない手順も多く、とにかく「忙しい」訓練なのです!
おまけに機内には、今まではミスをしたり手順を飛ばしてしまったりした時に指摘をしてくれた教官や班の同期もいません。ATC(管制)の聞き逃しは管制指示違反や事故、手順飛ばしは重大なアクシデントに繋がる状況で、「SOLO FLIGHT」には安全に関する最終責任者”機長”として空を飛ぶという意味合いがあるんです。
どうですか、1st SOLOが単なる「1人で空を飛ぶ」だけの訓練ではないことが分かっていただけたでしょうか…?
帯広分校では入寮後まず1st SOLOを達成する為に訓練を行っていく訳ですが…初めて場周経路を何周もするTGL(タッチアンドゴー)訓練を行った際の絶望は今も鮮明に覚えています(笑)
まずはATCなんか聞こえたもんじゃないんです。飛行機の姿勢を止めること、旋回の指標となる地上物標を探すこと、飛行中各フェーズでやるべき手順をすることで一杯一杯になるので、Towerに自分が呼び込まれているのにも気づかないところから始まりました💦
少しマニアックな話になりますが、個人的に難しいと感じる瞬間は、旋回中です。外から見るとただ針路を変えるために旋回しているだけに見えますが、場周経路における旋回中は「ATC(Towerへ位置通報+次の指示の復唱)」、「次のコースの目標となる物標の目視」、「飛行機の姿勢の保持と調整」の3つを同時に行います。
どれかに集中するとどれかが疎かになりがちで、ATCに頭が持っていかれると気づかぬうちにピッチが下がり高度を損失してしまうことは日常茶飯事。毎日の訓練で苦手を反復練習し、いかに「当たり前にできることを増やしていくか」が上達のカギな気がします…
訓練の中で各個人が持つ苦手を克服していくのですが、学生によって上空での風への対処、ファイナルアプローチでのセンターラインへ乗った状態のキープ、着陸時のフレアなど悩みは様々です。ここで頼りになるのが同期からのアドバイスなんです…!
自分の苦手としていることを上手くこなす同期に相談すると、「もうちょっとこうしてみたら?」と自分1人では思いつかなかった視点を貰えることもしばしば。これこそ回期として助け合いながら訓練を進めていく意義ですね😊
そしてとうとう1st SOLO!隣に教官がいない不思議な光景横目に、一つ一つ確実に手順をこなし、いつも以上に集中しATCを聴取しながら…空へと飛びあがった瞬間の興奮は何にも代えがたいものでした。
「1人で飛んでるよ…」なんて呟いてしまった恥ずかしい話はここだけの秘密です…(笑)

このブログを読んでくれている後輩や、これからパイロットを目指す方のためにも、感想はここまでにしておきます。詳細は自分の目で確かめて欲しい!!(笑)
そんなこんなで、我々ゼロニーは無事、全員1st SOLOを達成し念願のウィングマークを手に入れることが出来ましたー!!嬉しい!カッコいい!!パイロットの仲間入りをしたのではないかと勘違いをしてしまいそうです…(笑)

また恒例行事の風呂投げも全員済ませてっと…(笑)
お祝いモードもつかの間、ゼロニーは次のフェーズに移り新たな訓練が始まります。ですが1st SOLOで見た景色や記憶、みんなで乗り越えた経験は一生忘れることはないでしょう。

一皮剥けたゼロニーはウィングマークを胸に、エアラインパイロットを目指して今日も訓練に向かいます。

71-1 授業と日常
授業開始から2か月が経ち、いちいちも座学生の生活に慣れてきました。
今回は、授業の様子を紹介します。
現在受講している授業は約15科目あり、航空英語、航空法規、航空電子システムなどバラエティに富んでいて毎日飽きることなく楽しんでいます。
そんな中でも最も印象的な授業は、航空力学です。
航空力学では、力学の理論についての教科書的な勉強だけでなく、紙飛行機を飛ばしたり、シミュレータで横滑り飛行を再現したり、たくさんの実験を通じて理解を深めています。
一方で、予習や復習に時間のかかる科目でもあり、連日頭をかかえながらも熱心に議論をしている姿が見られます。
下の写真は、計器の授業を担当されている教官が作成された、フライトのVR映像を、視聴をさせていただいたときの様子です。
このようにフライト訓練の動画を見たり、フライト学生の先輩方からフライトのお話を聞かせていただいたりする時間は、私たち座学生にとって大きなモチベーションになっています。

少し前のことになりますが、4月には私たちにとってさみしい出来事がありました。
それは、私たちの授業を担当してくださった教官の一人が退官されてしまったことです。
その教官はフライト教官としての豊富なご経験をお持ちで、授業内容だけでなくパイロットとしての心構えをユーモアあふれるトークで教えていただきました。
教官がしてくださる経験談は、パイロットとしてもなかなか経験することができないような貴重なお話ばかりで、私たちはいつも目を輝かせて聞いていたことを覚えています。
「今回の授業ではどんなお話が聞けるのだろう」と楽しみに教室に向かうことができる素敵な授業をしていただいた教官には、座学生一同感謝の気持ちでいっぱいです。

入学式から1か月ほどたち、心待ちにしていた制服を受け取りました。
入学式から制服を受け取る日まではスーツで授業を受けていましたが、この日から先輩方と同じ制服を着ることができ、航大生としての自覚を新たに授業に臨んでいます。

宮崎学科過程も残り3か月となり、思っていたよりも時が経つのが早いことに驚いています。
これからの3か月、帯広でフライト訓練をするために必要な座学をしっかりと習得するとともに、同期で楽しい思い出を作りながら過ごしていきたいです。
次回のブログでは同期旅行の様子を紹介します。
