きっと空へいく

Civil Aviation College

71-1 授業と日常

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授業開始から2か月が経ち、いちいちも座学生の生活に慣れてきました。
今回は、授業の様子を紹介します。

現在受講している授業は約15科目あり、航空英語、航空法規、航空電子システムなどバラエティに富んでいて毎日飽きることなく楽しんでいます。
そんな中でも最も印象的な授業は、航空力学です。
航空力学では、力学の理論についての教科書的な勉強だけでなく、紙飛行機を飛ばしたり、シミュレータで横滑り飛行を再現したり、たくさんの実験を通じて理解を深めています。
一方で、予習や復習に時間のかかる科目でもあり、連日頭をかかえながらも熱心に議論をしている姿が見られます。

下の写真は、計器の授業を担当されている教官が作成された、フライトのVR映像を、視聴をさせていただいたときの様子です。
このようにフライト訓練の動画を見たり、フライト学生の先輩方からフライトのお話を聞かせていただいたりする時間は、私たち座学生にとって大きなモチベーションになっています。

少し前のことになりますが、4月には私たちにとってさみしい出来事がありました。
それは、私たちの授業を担当してくださった教官の一人が退官されてしまったことです。
その教官はフライト教官としての豊富なご経験をお持ちで、授業内容だけでなくパイロットとしての心構えをユーモアあふれるトークで教えていただきました。
教官がしてくださる経験談は、パイロットとしてもなかなか経験することができないような貴重なお話ばかりで、私たちはいつも目を輝かせて聞いていたことを覚えています。
「今回の授業ではどんなお話が聞けるのだろう」と楽しみに教室に向かうことができる素敵な授業をしていただいた教官には、座学生一同感謝の気持ちでいっぱいです。

入学式から1か月ほどたち、心待ちにしていた制服を受け取りました。
入学式から制服を受け取る日まではスーツで授業を受けていましたが、この日から先輩方と同じ制服を着ることができ、航大生としての自覚を新たに授業に臨んでいます。

宮崎学科過程も残り3か月となり、思っていたよりも時が経つのが早いことに驚いています。
これからの3か月、帯広でフライト訓練をするために必要な座学をしっかりと習得するとともに、同期で楽しい思い出を作りながら過ごしていきたいです。
次回のブログでは同期旅行の様子を紹介します。

Written by 71i

5月 2nd, 2025 at 12:33 pm

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