きっと空へいく

Civil Aviation College

Archive for 2月 24th, 2022

[68-Ⅲ🐝🐝🐝]航空大学校探検ツアー 〜宮崎編〜 その1

without comments


みなさんこんにちは‼︎
宮崎のミカンは種類がいっぱいあって安いので、食べ過ぎてしまい、親指の爪が黄色くなってしまった、68-Ⅲの阿部学生です。

前回から始めた『航空大学校あれこれ』。

第2回目の今回は、前回お知らせした通り、『航空大学校探検ツアー』です。

ここ数年コロナウイルスの影響で、航空教室や空の日のイベントが中止になってしまい、航空大学校の中を見学する機会ってないですよね…
私自身も、入校の際に庁舎や寮について分からず、気になっていました。

そこで今回はブログの中なので限られてはしまいますが、キャンパスツアーのような形で、各施設を紹介したいと思います‼︎

宮崎キャンパスの概略図は、航空大学校の公式HP→航空大学校について→本校・分校平面図( https://www.kouku-dai.ac.jp/01_aboutus/05.html )から見られるので、ぜひ図と見比べながらご覧ください。

まず航空大学校に着くとみえるのが正門です。
3次試験の時、入校の時とここを通るので、人生の新たな出発ポイントと言えるでしょう。

入学式後の集合写真 入校した後はこの門を使わなかったり…

門を抜けると… 視界が開けて

右手に駐車場 正面にはランウェイ 左には本庁舎が

では本庁舎に入ってみましょう‼︎

南国感溢れる樹々が出迎えてくれる本庁舎 平日は正装で登庁します

本庁を入るとすぐ左手にエンジンのカットモデルがあります。
ロールスロイス ダートモデル 510と書いてありますが、素人の私にはよくわからないです…
ちなみに搭載機に書いてあるフォッカーF27は以下の写真のような機体です。(オタクがバレてしまう…)

航大機のYS-11のエンジンとは別モデルだとか…
US ARMYのC-31A という機体 パラシュート部隊が降りるのに使っていました @Cleveland Airshow2019

この1階には教務課などの事務の部屋があります。

右側には事務の部屋が、そして左には…⁉︎

そうです‼︎ 左には埴輪があります‼︎
なぜあるのかは不明ですが、宮崎は日本有数の古墳の名所で、至る所に古墳があるので、そこに由来しているのかもしれません。
余談ですが、3次面接のアイスブレイクで『宮崎では観光した?』という質問を受け、緊張した私は『これからレンタサイクルで古墳巡りをします‼︎』と正直に答えてしまい、変な空気になりました…

実に可愛らしい埴輪 ここを通るたびに挨拶をしています

この右側の通路を奥に進むと、フライト学生さんが使うブリーフィングルームがあります。
私たち座学生は入ったことがありませんが、あと数年後には入れることでしょう。

ここに入ってプレブリ・デブリをできる立派なパイロットになります

この部屋の向かいには階段があります。
では2階へと上がって行きましょう。

すると目の前にはCAC Loungeが。
読者の中には、3次試験の際にここで待機したことがある方もおりますでしょうか?

一段とオシャレなこの部屋 緊張しながら入ったのもいい思い出

中に入ると数多くの模型や資料があります。
面接待機中には片っ端から読みました。
エンジンのカットモデルもあり、授業では実際にプロペラを回しながらシステムを理解しました。

模型や航大の歴史などの展示があります
航大の旧練習機Beechcraft A36ボナンザで使われてたエンジンで、内部システムも動きます‼︎
面接前に10回くらい黙読しました

このパネルの奥には図書室もあり、雑誌や専門書など沢山の書物があり読むことができます。

難しい本も多いですが、これが分かってこそパイロットなんだと思います

ではこのまま階段を上り3階へ行きましょう。
ここは授業を受ける教室があるフロアです。以前も載せた教室や、パソコンルーム(通称:LLルーム)などがあります。

ここでは主に航空英語の授業を受けます

また主に航空力学を受ける教室には、本物にそっくりなSR-22シミュレータもあり、休日はみんなでフライトをしに行きます‼︎

トラフィックパターンやタッチアンドゴーをして、気分はすっかりエースパイロット

本庁はこのような感じです。一言でまとめると、航大の中枢です。
ではこのまま階段を降りて、再び正門のところまで帰っていきましょう。

正門を背にして、左を見るとそこにはテニスコートが‼︎
テニスは体育では扱いませんが、週末を中心に有志がテニスを楽しんでいます。

ちなみに宮崎の体育ではバドミントンをします

テニスコートを左手に見ながら進んでいくと、2階建ての建物が…
ここが私たちの生活している学生寮です。

築50年の学生寮 世界の空を飛ぶ多くのパイロットがここから誕生しています

では、中に入ってみましょう‼︎

…といきたい所ですが、長くなってきたので、今回はここまで‼︎

次回はここから再開しましょう‼︎

さまざまな航空機が飛び交う宮崎の地 そんな宮崎から世界の空へ飛び立ちませんか?

P.S.

68-Ⅳで入学予定の皆様へ
このブログを読んでいますでしょうか? あと数日で入校ですね‼︎
新天地での集団生活は不安と期待が混ざった複雑な気持ちだと思います。
また教科書をチラッとめくると難しい内容で、勉強大丈夫かな? など考えているのかも知れません…
2ヶ月しか早く入っておらず、まだまだ未熟な8-Ⅲですが、1つ自信を持って言えることは『航大生活はちょっぴり大変だけど、その苦労の100倍楽しい』ということです。
肩の力を抜いて、初めての世界へワクワクしながら来てみてください!!
私たちも皆さんに会えるのを楽しみにしています。
では宮崎の地で会いましょう。

Written by 68III

2月 24th, 2022 at 11:39 am