きっと空へいく

Civil Aviation College

Archive for the ‘学校生活全般’ Category

[68-Ⅲ🐝🐝🐝]私たち 68回生Ⅲ期です

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航空大学校を愛する読者の皆さん(?)、初めまして‼︎
68回生Ⅲ期の阿部学生です。
これから卒業までの約3年間、同期のことや航空大学校のことを発信していけたらなと思っております。
よろしくお願いします‼︎

記念すべき第1回の投稿は…

1/7に入学してからの怒涛の約3週間、私たち8-Ⅲがどんなことをしていたのかを紹介します。

まずパイロットのタマゴになる自覚を持った入学式。
起立や礼がピッタリ合うように、前日から開式の寸前まで、先輩からのアドバイスも受けながら、何十回も練習を繰り返したのも良い思い出です。

緊張感が伝わってくる1枚ですね…

無事入学を認められ、航大生になることができ、安心すると共に、すれ違うフライト学生さんの背中の偉大さに圧倒される日々です。

最初の週末には、同期全員で日帰り旅行にも行きました! (と言ってもご近所ですが…)

同期をいっぱい知ることができた1日 (※撮影時のみ素顔を出しています)

お互いの趣味や、特技など、沢山知り、沢山話す中で、会ったばかりとは思えないくらい一致団結しました!! (兄弟並みに仲が良いと自負してます!笑)

翌週からは授業も始まり、今日に至るまで、慣れない航空に関する専門的な内容に置いていかれないよう、みんな必死に食らいついています。

ちなみに、授業の中には格納庫で航空機を見学できるものもあり、将来の自分の姿を想像しながら、頑張るモチベーションにもなっています。 (飛行機好きの何人かは、授業であることを忘れるくらい大興奮していたとか…)

パイロットを憧れているだけあって、みんなウキウキ

まだまだ未熟ですが、こんな風に私たち27人は、航空大学校で学べることに感謝し、お互い指摘し合い切磋琢磨しながら、エアラインパイロットに向けて一歩ずつ、でも着実に進んでいます!!

航大でのフライト、そしてエアラインでのフライトへ Cleared for Take-Off!!

最近は朝夕の気温も下がり、さらにオミクロン株が蔓延するなど、体調を崩しやすい時期ですが、皆様もご自愛ください。
ではまたここでお会いしましょう。

Written by 学生

1月 27th, 2022 at 7:24 am

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【はじめまして!68回生Ⅱ期です!!】

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はじめまして!68回生Ⅱ期です!

今回が8-Ⅱのブログ初投稿となります。大変長らくお待たせしました!

私たちは10月上旬に入学し、航大生への仲間入りを果たしました。

新たな生活に胸を躍らせる学生、やや緊張気味の学生…個性豊かな27人が集まりました!

(※撮影時のみマスクを外しています)

早くも入学から2ヶ月半が経過し、座学過程も折り返しです。

本当にあっという間です…

今回は、前半の振り返りとして8-Ⅱの様子をご紹介したいと思います!!


【8-Ⅱの目標】

入学当初、全員でより良いスタートを切るために航大生活の目標を立てました。

それぞれの考えや熱い想いが交わり、議論は予想以上にヒートアップ!

1週間に及ぶ大議論の末に決まった8-Ⅱの目標は…

『誰一人取りこぼさず 全員で卒業』

互いに助け合い、支え合い、高め合い、全員で航大生活を駆け抜けます!!!

青島神社にて願掛けをしました)


【ハンガー見学】

授業の一環で格納庫の見学をさせて頂きました。

SR22の機体を間近に見ることができ、学生は皆大興奮の様子でした。

実際のフライトに向けて、勉強のモチベーションが上がりますね!!

早く飛びたいです!!!

青空をバックに。映えです。)


【制服・ストラップ】

12月上旬、ストラップと制服が届きました!

8-Ⅱカラーはです!!!イカしてますね!!!!!

制服を着て集合写真を撮りました!

(少し航大生感が出てきたのでは…!?)


暑さの厳しかった宮崎もすっかり寒くなり、今年も残り数日となりました。

2021年は私たちの人生における大きな分岐点となったのではないでしょうか。

27人の出会いに感謝し、今後の航大生活、その先のパイロット人生を歩んでいきたいと思います。

2022年も8-Ⅱ一同頑張ります!

それでは皆様、良いお年を!!!

68回生Ⅱ期 一同

Written by 学生

12月 24th, 2021 at 5:56 pm

68回生I期始動

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 みなさん初めまして、こんにちは!

68-Ⅰの安田学生です。

私たち、8-Ⅰは8月上旬に入学し、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

みんな新しい生活環境に慣れるのが大変であっという間に過ぎたように思います。

記念すべき私たち最初のブログは8-Ⅰの放課後の過ごし方について紹介していきたいと思います。

私たち航大座学生は、毎日3〜4コマ(1コマ100分)の授業を受けていて、授業が終わると自由時間となりみんな思い思い時間を使っています。8−Ⅰは、全国各地から様々なことに精通した人が集まっていて、それぞれの特技を存分に発揮し同期内で共有しています。なかでも運動をしている学生が多く、パイロットは体調管理、健康も大事なので運動するのは分かりますが、航空体育大学校に入学したと錯覚するほどの活動量でびっくりするくらいです。

前置きはここら辺までにして、それではどんな放課後活動をしているのか写真と部員の一言を添えて紹介していきます!

初めに、バスケ部です。8−Ⅰの中で1,2を争うほどの活動量、ガチ練習し過ぎて手を骨折した人がいるとかいないとか…

部員の一言「授業終わり、ミーティング後の一日2回の練習を行っています。」

続いて、バドミントン部です。

バドミントンは体育の授業でも行なっており、誰でも簡単に楽しめることから比較的人気のある活動かと思います。同期だけでやるのではなく、教官や教務課、先輩方とも一緒にすることもあります。

部員の一言「航大において最強の地位を得られます。」

陸上部

陸上部長距離部門、主な活動部員は三人ですが、毎日三人10〜20kmくらいストイックに走っていますね。彼らと一緒に走るには相当体力が必要です。

筋トレ部

8−Ⅰのジムリーダー率いる筋トレ部、筋肉をいじめることこそ正義。寮の食事に追加でタンパク質を摂取し、筋肉は毎日増加傾向にあります。筋トレ部の人数も多いです。

部員からの一言「もすとますきゅらー。」

テニス部

航大の敷地内にはテニスコートもあり晴れていれば自由に使うことができます、晴れていれば!しかしテニスコートの周りに草が生え過ぎていてボールがよくなくなるらしい…

部員の一言「雨が多過ぎてそもそも活動できない。」

運動系最後はダンス部

夜に体育館でBTSを流してダンス練習をしているダンス未経験の四人組、カラオケで踊れるようになったらモテる?らしい。確かにかっこいいが披露する日は来るのか今後注目しています。

部員からの一言「ダンス教えてください」

もちろん運動が苦手な人もいますので、放課後に文化系の活動をしている人たちもいます。今回は二つ紹介します。

音楽部

主にピアノとギターで何かしらの曲を練習しているようです。みんな実家から楽器を持ってくるほどの熱心さ。同期内での飲み会で披露することも。

部員からの一言「フジロック出演目指しています!」

おひさま部

日向坂46をこよなく愛する8-Ⅰの有志たち。何か坂道系ニュースがあればみんなで共有し、ひなあいを毎週鑑賞する活動をしているようだ。写真に写っている人意外にも隠れ坂道ファン多数。宮崎ロケでおなじみ、タルタルチキン事件のとんかつ屋さんに行ったり…

最後にサーフィン同好会

俺らも一応活動してる!ということで紹介します。宮崎といえばマリンスポーツですので、授業前や放課後にボード持って出かけていく二人組。宮崎ではサーフィンをやり帯広ではスノーボードをやるらしい。

長くなりましたが、昨年度からの新型コロナの影響で例年とは異なる入学試験、入学時期を乗り越え、パイロットになることを目指し航大に入学した8−Ⅰの27名はご覧のように毎日楽しく元気に航大ライフを楽しんでおります。これから約2年間の訓練が待っていますが同期全員での卒業を目指し頑張っていきます!

Written by 学生

9月 26th, 2021 at 8:38 pm

66回生II期 帯広フライト課程修了&宮崎フライト課程スタート

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こんにちは!

66回生II期の中澤学生です!

前回の66-IIの投稿の2020年の1月から、なんと一年半の月日が流れてしまいました。

私たち66-IIは座学課程終了後長い待機期間を経て、昨年の10月に帯広分校に入寮し訓練に明け暮れる日々を過ごしておりました。

帯広の初期課程では、初の単独飛行に出ることが目標です。

宮崎座学課程の内容が頭に入っていないと帯広フライト課程にはついていけません。航空大学校は4つの課程に別れていますが、全てが繋がっています。フライト課程に余裕を持つためにも座学課程における勉強が重要になります。

入寮して2週間、再び集中して座学を受けると、すぐに初フライトがやってきました。自分で飛行機を動かす感動は今でも鮮明に覚えております。しかし初フライトの感動に浸かっている暇もなく、怒涛の訓練の日々のスタートでした。

いざフライト訓練が始まると、右も左もわからず気持ちがふわふわとした状態でした。

訓練がうまくいく人もいれば、苦労する同期もいて、解決のために同期と話し合い試行錯誤を繰り返していくことが大切だと改めて痛感しました。自分や同期に厳しくできるかが大切です。

そうした中で、フライトの中でできるようになることが少しずつ増えていき、成長を感じられた時にはフライトの楽しさを徐々に感じることができるようになりました。

初めての審査が迫ってくるにつれて、全員で審査を乗り越えていこうと回期全体でフォローしつつ毎日の訓練に臨みました。

初単独飛行を終えて神田学生から感想を預かりました。

神田「一人で空を飛べるという開放感もありましたが、実際は緊張していました。飛び終えた後は安心と共に喜びが込み上げてきました。」

初単独飛行を終え、教官からwingマークの贈呈

初単独飛行を乗り越えると、ナビゲーション訓練のスタートです。

初期のフェーズでは帯広空港周辺の局地飛行がメインでしたが、道東空港まで足を伸ばす野外飛行訓練が始まりました。

帯広から、釧路空港、女満別空港、中標津空港、旭川空港までナビゲーションを行います(私たち以降の回期の帯広フライト課程では他空港へのナビゲーション訓練は少ないようです)。

厳冬の雪景色の北海道から、初夏の新緑の北海道まで、さまざまな景色を上空から見れたことはいい思い出となりました。(訓練は大変で、よくない思い出もたくさんありますが…)

休日は訓練のことは忘れ、各々が羽を休めます。

童心に帰って雪合戦をしたり、富良野へ出かけたり、日本最北端の地へ出向いたり。。

帯広のグルメは、週末の癒しでした。。

北海道はやはりジンギスカン!!!

大雪の日には、全員で除雪作業をしたり。。

66-IIは、6月に帯広課程での最終審査を終え、7月から宮崎課程がスタートしています。

宮崎事業用課程では帯広課程とは違い、更なる精度が求められます。

自分の未熟さを感じる日々の連続ですが、同期と助け合いながら訓練に喰らい付いております。

事業用操縦士を目指し、今後とも同期一丸となって訓練に励んでまいります。

Written by 学生

9月 23rd, 2021 at 4:37 pm

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[66-Ⅲ]初投稿!帯広ファーストソロ

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はじめまして!航空大学校66回生Ⅲ期の大村学生です。

2019年12月の入学から約1年半にして満を辞してのブログ初投稿です!

私たち66回生Ⅲ期は昨年4月に宮崎座学課程を修了しました。その後、約10ヶ月間の自宅待機を経て、3月8日に帯広分校に入校しました!

これまでの3ヶ月間は、主にタッチアンドゴー(連続離着陸)訓練や、エアワーク訓練(低高度での地上航跡飛行や失速訓練など)に取り組んできました。

何もわからなかった初めてのフライトから考えると、大きな進歩をしていると実感しています。

そして現在66-Ⅲは、これからのパイロット人生におけるとびきりの思い出になるであろう初単独飛行(ファーストソロ)に挑んでいます。

すでに数名がファーストソロを終えていますので、感想を聞いてみましょう!

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①ファーストソロ一番乗り!青木学生

「廊下ですれ違う度に、先輩も同期も応援してくれたり祝ってくれたり、本気で喜んでくれた同期もいて、航大生活の中で一番人の温かさを感じました。この道に来て本当に良かったなと思えました。」

②うちなーの心を忘れない!島に恩返し!祖山学生

「ゴーアラウンドしてヒヤヒヤした。

これからも安定した着陸を目指します!」

③圧倒的委員長!泣く子も黙らせる岸学生

「管制官からもらった拍手に感動しました。

これからもご迷惑をおかけします」(かけないでください)

④アキレス腱断裂からの復活!佐藤学生

「一人で飛ぶ自由は素晴らしかったです!

何十周もした場周経路が格別な景色に見えた!」

⑤ロクサンの優しさ担当!川脇学生

「空を飛ぶ楽しさと安全に対する責任の重さを実感しました!

これまで育ててくれた両親に感謝して、これからも頑張ります」

(なんていいコメント!!)

⑥ベテランATC! 木下学生

「お父さんお母さんありがとう!」

⑦マフィン大好き!馬堀学生

「離陸前は一人きりで緊張したけど、飛んでみると自由で楽しかった。

やっと空を飛べたと感動しました!」

⑧みんな大好き!柴田学生

「空酔いに悩まされましたが、なんとか成し遂げられてホッとしました。

これからの目標は空酔いになれる!死なない!」

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以上ファーストソロの感想をお届けしました。次回の更新までお楽しみに!

Written by 学生

6月 21st, 2021 at 6:08 pm

66回生Ⅰ期帯広課程修了!!!!!!

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こんにちは!

はじめまして66回生Ⅰ期の大串学生と設樂学生です。

私たち66-Ⅰは去年の4月に帯広分校に入寮し、約1年の時を経て、無事帯広課程を修了することができました!!!(報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。)



 コロナの影響で私たちの訓練が本格化したのは8月でした。その頃は緑が生い茂っていましたが、冬になり景色はガラリと変わってしまいました。ちょうど他空港に行くナビゲーション訓練というものが始まるタイミングでしたので、街を見間違えることもしばしば、、、。

   

   

 私たちは3月に帯広を退寮したので、オールシーズン帯広を経験したわけです。丸1年経験した回期はなかなかいないんじゃないでしょうか。個人的には四季折々の風景、食べ物を楽しむことができる本当にいいところだったなという感想です。次は社会人になって遊びに行きたいものです。

パークゴルフ大会

     

 

  

一晩で車が動けなくなるほどの雪が降りました。
なれない雪かきですがみんなで楽しく楽しく行いました。

  

   

  

 帯広課程では初めて飛行機の操縦をし戸惑いながらも同期と協力して乗り越えました。次の宮崎過程では事業用操縦士の資格を取得しプロのパイロットになることを目指します。帯広課程で学んだことを土台とし、宮崎課程でも同期と協力し全員でプロのパイロットになれるようがんばります!!

最後の記念撮影めちゃくそ寒かったです。この寒さも懐かしいですね。

次回はあったかく沖縄コンビの照屋学生と仲村学生です!お楽しみに~

Written by 学生

6月 6th, 2021 at 1:26 pm

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65回生II期 宮崎フライト課程修了!!!

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ブログの更新を心待ちにされていた65-IIファンの皆さま、お待たせ致しました。65-IIの高橋学生です。
初めてご覧になる方は以後お見知りおき下さい。
ずっと更新しようと思っていたのですが、投稿ページのURLを忘れていたので遅くなりました。

実を言うと、今私達は仙台にいます。

仙台にいますんですが、宮崎で書いた記事を書き換えるのが面倒だったのでほぼ原文でお届けします。
仙台課程については追々、投稿したいと思います。

帯広から宮崎に入ったのは今年の1月下旬でした。希望と絶望を抱きながら再び宮崎監獄の門を開いた記憶があります。

こちらが入寮当日の写真です。この日から早くも10ヶ月が経過しています。もはや懐かしいですね。この長い10ヶ月間なにをしていたのかというと、ちゃんと訓練をしていました。

タイトルに宮崎フライト課程修了って書いてますが、宮崎フライト課程が終わると人はどうなるかご存知ですか?


そうです、プロになるのです。




”事業用操縦士”なる資格を取得することができるのです。

事業用操縦士の資格を取得すると何が出来るかといいますと、端的に言えばお客さんを乗せてフライトを行うことが出来ます。帯広課程で学ぶのは自家用操縦士相当の技量でしたが宮崎課程は事業用課程ですのでその分、求められる技量や判断のレベルも高くなっていきます。ひとつフライトするにしてもさらなる快適性や効率性も求められます。

まあ、プロなんで当然ですよね???同期のみなさん????

事業用操縦士を取得するにはどうするか。審査を受けて合格しなければなりません。この審査が結構ボリューミーでして、口述試験と実技試験を行います。

口述試験では鬼のような審査官優しい審査官と一対一で向かい合い、航空に関する知識全般を口頭で問われます。

単純な知識を確認する意味合いもありますが、例えば「この状況でエンジンにトラブルが起きたらどのように対処し飛行機を安全に着陸させるのか」といった必ずしも答えが一つに定まらないような問題に対して、パイロットとしてどのような判断を下すのかといったことも見られています。

正解がない問題だからこそ難しいんですよね。

実技試験は普段訓練で行っていることの延長線上ではありますが、失敗の許されない審査であるというプレッシャーを感じたり、刻一刻と変わる天候に翻弄されたりで普段どおりの力を出せる人は少ないでしょう。

最初の受験者が審査を受けてから最後の受験者が終わるまで1ヶ月弱かかりましたが無事に全員の審査が終わりまして、受験者全員がなんとか合格をいただくことが出来ました。

最後の学生の審査が終わった時に撮った写真です。

なぜずぶ濡れなのかというと…

特にノーコメントでいきます。

もう一生シーラスに乗ることもないかと思うと寂しくなりますね。仙台課程からはバロンという一回り大きな飛行機で訓練を行います。

さて、ここで写真と共に宮崎課程を振り返ってみましょう。

宮崎課程では主に九州内の空港を使用して訓練を行います。宮崎空港の最寄りは鹿児島空港です。

鹿児島空港に行く際は桜島の近くを飛行していくことになります。時々桜島が噴火して視程が悪くなることもあります。

鹿児島空港以外だと、種子島、長崎、佐賀、熊本、大分に行くことが多いです。

その他のイベントとしては、「二生地ソロ」と「540km航法」というものがあります。二生地ソロは学生単独で飛行機を操縦し、宮崎以外の2箇所の空港に着陸して帰ってくるというものです。

一人で飛行機に乗って九州内の空港を飛び回るって凄くない?楽しそうじゃない?

普段の訓練で飛行している経路だとはいえ、ソロで飛ぶフライトは違った景色が広がっています。教官のいない一人での機内ということで快適な緊張感を持ったフライトを行うことが出来ました。

540km航法は教官同乗で飛行機を操縦し、宮崎以外の2箇所の空港に着陸して帰ってくるというものです。二生地ソロと何が違うんだと思われるかもしれませんが、540km航法の場合は名前が表す通り各空港を結んだ距離が540km以上でなければいけません。

色々言いましたが要するに遠くの空港に行くってことです。

540km航法では普段訓練で行くことのない中国・四国地方の空港に降りることが出来ます。私は広島と高知に行きましたが、時間ギリギリでしたのでぶっ飛ばして帰ってきました。

あとは、スピン訓練なるものも行われました。

この訓練ではスピンに陥った際の回復方法を学びます。スピンは飛行機にとって非常に危険な状態ですので、適切な回復方法を学ばないと命に関わります。航空大で使用する飛行機ではスピンを行ってはいけないことになっているので、朝日航空さんのセスナで訓練を行いました。

映えますね。

審査が終わったのは暑い夏の宮崎でしたが、今の仙台は冬の訪れを感じる寒さになってきました。予定では来週から実機訓練が始まります。それに向けて今は座学で機体のシステムを学んだり、FTD(Flight Training Device)を用いてG58バロンのプロシージャを確認したりしています。

仙台課程での出来事は余裕があるときに投稿できればと思っています。

世の中は厳しい情勢ですがこれからも65-IIはエアラインパイロットという夢に向かって邁進していきます!!!

Written by 学生

12月 4th, 2020 at 4:05 pm

66回生Ⅰ期 帯広フライト課程の始まり!

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こんにちは!お待たせしてしまいました。

66回生Ⅰ期の辻次学生です。宜しくお願いします。

去年宮崎座学課程を終えた後からの、とても長かった待機期間の後、私達は帯広で課程が始まりましたが、すぐに休校になってしまいました。しかし、その間も皆んな色々な趣味を見つけなんだかんだ楽しく過ごしていました。

休校の間に北村学生を筆頭に体育館の前の土が耕され、畑が開拓されました!数ヶ月するとレタスやジャガイモとかネギなどが生えてくるそうです。今では食堂で北村学生が畑から生えてきたネギブロッコリーを配ってくれます!これが寮食の味噌汁にとても合います!これはおいしい!秋頃にはジャガイモが食べれるようになるそうです。とても楽しみです。

現在は訓練は再開していて、皆で初フライトのための準備に励んでいます。先輩方のスタンバイに入り、先輩方が飛ばない時に飛ばさせて貰えます。先輩方に教えてもらいながら毎日フライトに備えてます。皆自分がいつ初めて飛ぶことになるのかドキドキしながら一生懸命勉強しています!!

そしてついに、、、!!

記念すべきロクイチで初フライトを達成した班が生まれました!!入学してから早1年色々ありました…..!ずっと一緒に頑張ってきた同期が飛んで行っているのを見て感動してしまいました!でもまだこれから先にも厳しい訓練が待っていると思います。66回生Ⅰ期全員で喰らい付いて、皆で宮崎本校へ帰ってきます。

最後に彼らに初フライトの感想をインタビューを最後に私はさよならとさせて戴きます。園田学生、仲村学生、尼寺学生です!どうぞ!

Q.ロクイチの中で記念すべき初めてフライトを達成できた3人ですが、実際に空を飛んでみた感想はどうでしたか?(辻次学生)

A.旅客機からは見えない景色に感動し、パイロットになりたいという気持ちを抱いたあの気持ちを思いだしました。(園田学生)

A.そうですね想像した以上に、素晴らしい世界でした。(仲村学生)

A.そうですね。初フライトはエンジン音を間近で聞いて、自分が操縦していることを実感しました。おおすごいと思いました。(尼寺学生)

これは並々ならぬ感想でした!次は副委員長の二人、梅野学生と小林学生です!それでは、お楽しみに!以上、辻次学生でした!

Written by 学生

7月 13th, 2020 at 7:28 pm

65回生Ⅱ期 帯広課程修了&宮崎フライト課程開始!!!

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こんにちは!65回生Ⅱ期の高橋学生です。
ご報告が遅くなりましたが、我々65回生Ⅱ期一同は無事帯広フライト課程を修了し宮崎フライト課程へと突入しております。
帯広監獄には天候不良により結局8ヶ月間、収容されていました。
今思うと楽しい思い出ばかりだったように思えるのですが、戻れと言われて戻りたいという人はいないと思われます…
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以前の更新時はファーストソロに出た頃でしたが、その後はソロエアワークやソロナビゲーションなどもありました。
最後の方は専ら生地空港へのナビゲーションに明け暮れていました。
生地空港ってのは要するに帯広空港以外の空港ってことです。
キジクウコウじゃなくてセイチクウコウですよ。
車だと何時間もかかるような場所にも1時間足らずで行けちゃいます。
飛行機って速いっすよね。
我々が訓練で使用しているSR22という小型機でさえ時速300キロ前後のスピードが出るんです。
帯広フライト課程では帯広空港以外にも釧路空港、中標津空港、女満別空港、紋別空港、旭川空港、丘珠空港(札幌飛行場)に行くことが出来ます。

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↑女満別空港(網走市)付近です。
海岸線の先には知床半島があり、天気の良い日には空港上空から見ることが出来ます。
空港の近くにはサロマ湖があり、訓練時にはサロマ湖方面から女満別空港へと進入していきます。

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↑釧路空港上空です。
他空港へ行く際に真上を通過して向かうことも多々あります。

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↑摩周湖上空です。
遊覧飛行ではなくて、これもナビゲーション訓練の途中です。
しかし他空港へ向かう際のルートはある程度自分で決めることが出来るので行ってみたい場所を通って行くことも可能だったり。

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↑11月頃からは雪が降り始め、一面雪景色になりました。
上空から見る雪景色は地上とはまた違った光景です。
夏景色とはガラッと風景が変わるため現在地が分からなくなるケースもちらほら。

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↑寮からの写真ですが、寒い日は–20℃近くまで気温が下がることもあります。
建物の中は暖かいのですが、飛行機に乗るまではめちゃくちゃ寒いです。
防寒対策をお忘れなく。

四季折々の北海道を満喫した我々は、今度は九州の空をグルグルします。
1月の半ばに宮崎入りした我々は今週からフライト訓練が始まっており、北海道とはまた違った環境にヒーヒー言っています。
宮崎課程は事業用課程で、修了すればプロのパイロットとしての免許を手に入れる事が出来ます。
まだ始まったばかりですが、全員で修了出来るよう頑張っていきたいと思います!

Written by 学生

2月 8th, 2020 at 9:17 pm

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65回生Ⅱ期 FIRST SOLO

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65回生Ⅱ期の高橋学生です。

5月のGW明けに絶望と共に帯広監獄こと航大帯広分校に入寮してから早くも5ヶ月が経とうとしています。
入寮した頃は肌寒かったものの夏になると30度を超え、エアコンの無い寮内では地獄のような日々を過ごしていたのも束の間、今度は最低気温が一桁になりつつあります。
あと2ヶ月もすれば一面真っ白になりそうです。

さて、我々の過ごす帯広分校。
最寄りのコンビニまで車で15分、帯広の街まで30分弱と中々に辺鄙な場所にあります。
外界の誘惑を断ち切ってフライトに専念できる、なんとも素晴らしい環境です。つれえっす。
宮崎の本校では最寄りのコンビニまで歩いて10分もかからなかったんだけども。

そろそろ本題に入りますと、65回生Ⅱ期一同FIRST SOLO FLIGHTを達成することが出来ました!!
初フライトは5月末だったのに、気づけばもう10月です。
夏は海霧の影響で飛べる日が少なかったのですが、最近は晴れの日が続き毎日がフライト日和です。
ブログの更新もせず、いつの間にか他空港へのNAVも始まっていたりします。

FIRST SOLOというのは文字通り、初めて自分一人で操縦しましたよーってやつです。
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帯広フライト課程が始まってから20時間ほど飛び、審査を実施後に行われます。
空港の周りを一周して帰ってきます。
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(↑両方SOLOの機体)
そして、FIRST SOLOを終えるとウイングマークが貰えます。

ウイングマークを貰うと何が変わるかっていうと、特に何も変わらないんですが見た目がカッコいいので胸に付けてます。
ちなみに教官から手渡されますが、実は自腹で購入してます。
間違って洗濯機にかけた暁には原型を留めず、布のような何かに変貌します。
先輩から散々注意するように言われていたにも関わらず、貰って1週間で既にウイングマークを破壊した学生が1名。
あ

特に変わったこともないので、我々のフライト訓練について柴山学生から。
ご存知のとおり(?)我々65回生から1回期あたりの人数が27名となりました。
フライト訓練では1班あたり3名の班が編成され、各班に1人ずつ担当教官がつき日々の訓練を行います。
訓練の雰囲気は班ごとに様々ですが訓練内容は同じで、大きく分けて4種類あります。
離着陸、空中操作、航法、基本計器飛行です。

帯広に入るとまずは離着陸の訓練を行います。
離陸後滑走路を中心として周囲を周り、同じ滑走路に着陸することを繰り返す、いわゆるタッチアンドゴー訓練です。
航大生はTGL(TOUCH AND GO LANDING)とかタッチンとか言っている人もいます。
最初に鬼門となるのは着陸です。
慣れればいつも同じ着陸が出来るようになるのですがコツを掴むまでは苦労します。
枠の取り合いランキング第一位の課目です。枠の調整の話し合いがいつも白熱します。

順番が決まっているわけではないのですが、離着陸がある程度出来るようになると今度は空中操作訓練。
いわゆるエアワーク訓練を行います。
決められた課目(失速や急旋回、低速飛行等)をやります。
限られた空域のキープ、課目と課目の組み合わせなど、いかにうまく訓練を行うかを考えるところが結構難しい。
これも枠が取りにくい時は取りにくい。空港から近い訓練空域は特に人気でこれもTGL同様枠の調整がいつも白熱します。

航法は決められた地点に行くやつです。
いわゆるNAVIGATION、ナブと呼ばれます。
NAV LOGなるカンペ、ではなくどの経路でどの高度や進路で飛ぶかを書いてある計画書を見つつ、地図を見つつ、帯広空港周辺を飛び回ったり(LOCAL NAV)、他の空港に行って(生地航法)離着陸訓練をしたりします。
帯広課程では地文航法という地図で自分の位置を確認しながら計画のコース上を飛ぶ航法を習得します。
地図と実際の地形の判読が慣れるまで難しい。あとOn Courseで飛ぶことが今の課題。

最後の基本計器飛行はBIF(BASIC INSTRUMENT FLIGHT)は外景を見ずに計器のみを見てフライトを行うという、一見すると簡単そうな訓練ですが意外と難しい。
飛行機は計器を見て飛ばすイメージがあるかもしれませんが、我々の飛行方式では特に外の景色を見ながら飛ぶことが重要です。計器をメインで見て飛ばすのは仙台課程からみたいです。未知の世界ですね。
普段の訓練では外を見ながら機体の姿勢を安定させ、周囲の雲を避けつつ飛行しなければなりません。
そのため、普段は教官から計器じゃなくて外を見ろと言われるのです。それに外を見て飛ぶほうが意外と簡単なのです。
まあ、つまり外の景色が見えにくい時のために計器飛行を組み合わせて飛ぶことが出来るようにBIF訓練をします。

うん、とりあえず結構いろいろな課目の訓練を帯広では70時間ちょい行います。
この記事書いている今では何人かの同期が訓練時間20時間ほどのPHASE3、帯広の仕上げの課程に入っています。そろそろ口述の勉強を始めている同期もちらほらいるようです。
なんにせよ最後までみんなで頑張っていきたいですね!それでは、また~。
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Written by 学生

10月 23rd, 2019 at 9:19 am