夜間飛行訓練中です!
こんにちは。62回生Ⅰ期、三浦学生です。
私達、62回生Ⅰ期のフライト訓練が始まってから3か月が経ちました。
十勝平野では最低気温がプラスになる日が多くなり、雪がほとんど解けて上空からの見え方がガラリと変わってきました。
さて、先週から私達は夜間飛行の訓練を行っています。夜間飛行では日中に見えていた防風林や川などの物標がほとんど見えず、街や幹線道路の灯り、そして計器も活用して自分の位置や針路を確認しながら飛行します。今まで見ていた物が見えなくなることで、戸惑うと同時に普段の日中のフライトでどれだけ外の見え方に頼っているかを実感しました。
またこのように地面や水平線が見えない状況では、錯覚が起こりやすくなります。実際に私も、計器では水平を指しているのに、飛行機が傾いているような感覚に陥りました。この時はすぐに治りましたが、夜間飛行の怖さを感じる体験で、ある意味良い経験であったと思います。
そして、夜間飛行と言えば……、夜景です。
上空に上がると遠くの街灯りも良く見えます。もちろん訓練なので気は抜けませんが、後席にいる間に見た帯広の街や滑走路のアプローチライトは本当に美しく、この道に進んで良かったと思ったフライトでした。